
103 M-CREWS
10月21日の夜、店を閉めた後、大神ママと二人で南区の大橋にあるライブハウスに行ってきました。
駅前のビル地下1Fにある小っちゃなお店でした。
ドアを開けて店に入るとサウンドが大音響で鳴り響き、煙草の煙が目に沁みる。ちょっと場違いじゃないかななんて思いながら、丁度カウンターが二席空いていたので、恐る恐るそこに座った。
ステージには若いデブな兄ちゃんが「ノリノリだぜー!」てな感じで絶叫、その横では南こうせつを少し太らせた様なオバサンみたいなオジサンをはじめ4人ほどが演奏・・・(笑) お目当てのグループの出演までもう少し時間がある。
カウンターで仏頂面のマスターに緊張気味に生ビールを頼んだけどすぐに飲んでしまった。
次にバーボン「ワイルド・ターキー」をロックで注文。しかしグラスの中は氷ばっかでバーボンはちょっとしか入っとらん!これ一杯で浜勝のとんかつ定食が食えるなあ~なーんて貧乏臭いこと考えてしまいました(笑)
これじゃあいくらあっても足らんなあと周りを見回すとグラスを前に置いているだけで店長大神みたいにキューキュー飲む人はおらん。
納得・・・それからは舐めるように飲みました(笑)
そしていよいよ「M-CREWS」の登場・・・。1960年代の「コンテンポラリー」通称コンポラを意識したシルクタッチのシルバーのスーツ、黒のシルクハットに黒のサングラス・・・ボォーカルは黒に太いチョークストライプのスーツにリーゼント。カッチョイイ!!
ボォーカルが甘い声でハードな曲からスローテンポな曲まで歌いこなす。アンコール曲まで8曲くらい聴かせてもらいました。
店を出て大神ママと大牟田線から地下鉄に乗り継いで帰りながら、前髪たらした青年からポマードべっとりのツッパリ兄ちゃんに変身したボォーカルのKさんの変身ぶりなど話題がつきませんでした。
最後に、彼らの衣装を褒めるだけ褒めて何ですが・・・・・M-CREWSのスーツはBiggod製でした(笑)
(ポスターの左下Style by Biggodって見えますか?)
ある日の夕方、その電話は突然鳴った・・・携帯の表示画面には長女「美紀」の名が・・・。
普段は店長大神の携帯には電話しないのでワクワクして電話をとると、彼女は消え入りそうな声で「車ぶつけた~」 エー!?
「あのね左折しようとしたら、左のドアのところにブロックがガガガッって食い込んで下がっても動かん・・・どうしょうかあ?前に出すかいな?」
バカか!前に進んで食い込んどうとに前に行くやつがあるか!バックバック!・・・とそうこうするうちに何とか下がって脱出することは出来ました。
一人相撲でケガも無くて安心しましたが、車のへこみを気にする彼女に「どうせまた擦るっちゃけん、しばらくはそのままそれに乗っとけ!」って言ってやりました。
次の日になって大神ママがちょうど美紀に冬物の衣服など持っていく物があるというので店を閉めた後、二人で佐賀の彼女のマンションに行きました。
美紀は文化祭前で不在はわかっていたので直接駐車場に行きました。
暗闇の中、車のヘッドライトで照らして恐る恐る近づくと左後のドアが端から端まで幅10cmくらい大きく凹んでいました。
凹んでいるだけならよかったのですが、車のサイドに一直線に走っているステンレスが「く」の字に曲がって車体から浮いている。こりゃ危ないと思ったので、そのままこの車に乗って帰ることにしました。
次の朝、店長大神の先輩である新生モータースの重富さんに最低限の価格で出来る取りあえずの修理を頼みました。
大きく凹んだ鉄板の叩き出しとペンキ塗り、歪んだままのステンレスの取り付けと先輩はこちらの意を汲んで実費だけでやって頂きました!感謝!!
その後、店長大神の携帯に美紀から電話が入ることはありません。電話が無いのは無事の証拠!?
毎年、夏に暑くて寝苦しくなってくると庭に水打ちして、店長大神と大神ママはサッシを網戸にして居間で寝ている。
この日も寝苦しい夜だった。夜中、庭先で突然ハチを繋いだ鎖のジャラジャラという音がした。
次の瞬間、大神ママが急に起き上がって「今、金縛りに合って声も出せんかったと。ハチが小屋から出てくる音がしたら、何か動物が私の横を通って逃げていったと・・・。ネズミにしては大きかったけど何かわからん。腕にフワッフワッと尻尾の毛のようなものが何回も触れて・・・」
しかし店長大神は横に寝ていたが、そんなものを感じるはずもなかった。
次の日になって大神ママは昔から知っている霊感の強いおじさんに金縛りに合ったことを相談に行きました。
大神ママの体に触れると「あ~こりゃあ疲れからじゃなか、動物の霊が憑いとう!
これは犬かなあ~」ハチの世話もしないし、犬とは縁の無い生活をしている大神ママは 「?????」
しかし、よくよく考えてみると2,3日前に親戚の叔父が可愛がっていた犬が死んだので、買い貯めしていた犬のエサを持ってきてくれたのである。
そのおじさんによると、たぶんその犬はそのエサをたまたま自宅の中で片付けた大神ママが自分にエサをくれると思ってまとわりついたのだろう・・ということであった。
そして大神ママに自分の体とそのエサにお寺で貰った塩をふって清めることを教えてくれたのである。
それ以来、私たちの前にその犬が現れることはありませんでした。たぶん成仏出来たのでしょう。 めでたし、めでたし!!
さてお祖父ちゃんが乗っていた車を美紀が佐賀に持って帰ることに決めたのはいいが、思っていた通り、それからが大変。
まず若者が乗れる保険に切り替え、佐賀での駐車場探し・・・それに、それにその車での運転の練習。
美紀の運転の実力も分からないうちに車を佐賀に持っていく事は出来ないので、大神ママの提案で初盆参りの運転手をさせて、練習をさせるという事になった。
まずは車が少ない所からと言うことで、前原を出発して二丈町の初盆参りから始めたが、6月の自動車学校以来にしては、まずまずだった。
長糸、高祖を廻って西区まで行ったが、それから二人とも調子こいて天神まで行ってしまった。
これといってドキッとすることは無かったが、一番怖かったのは自宅周辺の狭い路地でスピードを落とさなかったこと・・・(汗)
大きい道では「もっとスピードを上げろ!」狭い路地では「もっとスピードを落とせ!」それと「うまくなってきた時が危ないっちぇ!」・・・これの繰り返しでした(笑)
初盆参りと言えば、昔はビールの接待を断るのに苦労していたのですが、この頃は飲酒運転が厳しくなって以来どこでもお茶ばっかり。
今年はせっかく運転手付だったので、このまま帰るのはもったいないので、初盆の親戚の家ではビールを催促して飲ませて貰いました(笑)
長女美紀が昨年末に「自動車免許をとる宣言」をして、親子でだいぶ意見を交わしました。
親の言い分・・・①大学からマンションまで50m位しか離れとらんとに何で車が要るとや?
②美紀は自動車の費用はガソリン代だけと思っとうやろ!同居じゃないんだから美紀一人の為に車は買ってやらんぜ。
それに対して美紀の言い分・・・
①クラブでの移動は車なの。1年のときは先輩の車におじゃまで良かったけど、これからは後輩を乗せなきゃいけないの。3年からいよいよ看護実習が始まるので病院とかに研修に行くことが出てくるし・・・。
②車検、保険、駐車場代・・・考えてなかったけど、新車は要らない。車庫に眠っているお祖父ちゃんの車を持っていく。
・・・・ということで結局、押し切られて、心配の種がまた増えました(笑)
当日までのここ1カ月、講話のことが引っかかって胸が重く、夢にもうなされる始末・・・。
理絵のアドバイスを思い出し「たかが中学生のハナタレだろうが!」と言い聞かせながら練習していたが、つい「中学生の貴重な授業2時限・・・ヘタは打たれん!」なんて思ってしまうと、頭の中は瞬時にして真っ白に・・・。
しかし「光陰矢のごとし」無常にも6月16日の当日になってしまった。
倫理法人会からの講師6人は、授業開始までの20分程、校長室で待機。この時間、緊張でたまらんやったなあ!それぞれ○○先生と呼ばれて各教室に行くのだが、店長大神も「大神先生こちらです」と女生徒2人に教室まで案内してもらった。
結局、教室で50分程ぶっ通しで喋ったが、緊張の為に汗だくだった。まあ話の内容として「良い考えを持ち、良いことをし続けると運命は良い方向に向かう。
悪い考えを持ち、自分さえよければというようなことをやっていると、目先で儲かったとしても、結局自分の運命を悪くしてしまう」・・・てなことを自分の東京修行時代の話を例にとって話しました。
でも店長大神の話は催眠効果があるのか居眠りが多発してきたので、その後は生徒達が後日、職場体験に行った時の為に「気を付け」や「礼」の練習や声出しをさせて気合を入れてあげました(笑)
店長大神は剣道をやっていたので声が大きいのだー!!結局、1時間15分の社会人講話の授業でした。
店長大神は、無我夢中で喋ったけど、生徒がどう思ったか、わかりません。ただその授業は無事終わりました・・・(笑)
前に糸島青年会議所で現役の後輩を前にOBとして40分程、話をしたことを書いたことはあるが、この時は同じ釜を食った仲間である。一生懸命に練習をしてなんとか喋った。
しかし今回は中学2年生である。テーマは社会人の厳しさや自分が何故今の職を選んだかとか・・・。それこそやってきた事を喋ればいいのであるが、他の中学校でもう喋った方の感想を聞くと、笑いを取ろうとした所で取れず、落ちでも何でもない所で爆笑だったり「わからんよ~」との事であった。
理絵に相談をすると「お父さんの話やらどうせ生徒は聞かんちゃけん、そげん悩まんちゃ良かっちゃない~♪」・・・と冷たいお言葉。
そりゃ~あんまりぜ!と言うと「そげん思わんと喋れんごとなろうが!もっと肩の力を抜いて軽く軽く!」
ご、ご指導ありがとうございます!
店長大神が所属している倫理法人会に青少年の健全育成を願うべく文教委員会というのができました。
そこが学校に働き掛けたのか、頼まれたのか知らないが、あちこちの小学校や中学校に社会人講師を派遣し始めたのである。
そして今回あの「日ハムの新庄」が卒業したという福岡市内の○○中学校にも派遣する事になった。
ここまでは店長大神としては、関係ないことだったのであるが、何を間違ったのか店長大神が講師に指名される羽目になってしまった。
90分の授業で50分以上は講話をお願いします・・・との事。4月に頼まれたのであるが、生返事しかしていなかったので、そのままやり過ごすか、直前になって風邪を引こうかと真剣に考えていた(笑)
ここの委員長さんと副委員長さんはしっかりした方で店長大神の心を見透かしたように5月のとある日、二人で突然 前原に現れて昼飯を食べに行こうと誘われた。
3人連れたって最近美咲ヶ丘にできた「鎌倉茶屋」に行った。そこでは、世間話ばかりをしていたが、会計の時になって委員長が「今日は俺のおごり、社会人講話を頼んどくけんね~♪」と言って伝票をサッと持ってレジに向かわれた。店長大神が食べたトンカツ定食はとってもとってもうまかった。
しかし・・・・・・・・・・・もう逃げられないのね!