
・・・と言っても残念ながら!?長女美紀のマンションですが(笑)
ある日、急遽スーツが必要になったと美紀から連絡が入った。そこでその日の夜、店長大神が美紀のスーツを届ける事になった。仕事が終わって夕食を食べ風呂に入った後、出発した。
美紀のマンションへは引越しの時に送って行ったきりである。
美紀は今、佐賀大に在学しているので三瀬峠を越えれば1時間なので、9時に出ても往復しようと思えば出来る距離である。
大神ママは夜遅いので泊まって朝帰ってくれば・・・と言う。
しかし娘から「いや~よ!」なんて言われたら癪なので、「帰って来る!」と言って家を出た。
それでも一応最低限の着替えのTシャツだけはこっそり持って行った。
スーツの他に持って行ったのは食料、生活用品などの救援物資である。
佐賀に着いてコンビニでさんざん迷ったあげく!?ビール、チューハイ、つまみを山のように買って行った(笑)
マンションに着いた途端、店長大神が下げている酒が満載の買い物袋を見て「そんなに誰が飲むと~?」と笑っている。
いや~お前も大学生やけん友達と飲もうもん・・と、しどろもどろ・・・。「お父さん泊まるっちゃろ?お母さんからメール入ったよ!」と美紀が言った。
おもむろに缶ビールを取り出しゴクゴクゴク・・・「飲んでしもうたけん、あした朝帰ろう~♪」 自分でもかなり不自然・・・(笑)
美紀の夕食の残りの麻婆豆腐をつまみに大学やクラブの様子などを聞きながら、楽しくお酒を飲みました。
しかしこの麻婆豆腐かなりうまかったので、これお前が作ったと?と聞くと「コショウを入れただけ・・・出来合い~♪」 「・・・・」
その日、店長大神もかなり疲れていたので、飲むだけ飲んで11時過ぎには床に就きました。翌朝は5時前に目が覚めたので、そのまま前原に帰ってきました。朝早くて行き交う車もなかったのですが、かなり飛ばしたので40分で家に着きました。
マンションで彼女と話したのは1時間くらいだったけど、楽しかった!
ルンルンで家に帰ると、大神ママが「お父さんはね、私が泊まっておいでと言っても、帰って来るって言ってたのに着替えのTシャツを持って行きよんしゃったとよ!」と言って家族みんなでさんざんバカにされました。
・・・・見てたのね!(笑)
長女美紀が1人暮らしを始めてようやく1ヶ月が経ちました。
親の心配を他所にのうのうと1人暮らしを楽しんでいるようである。連絡はもっぱら費用が安いメールである。であるから細かいところはよくわからない(笑)
先日の連絡によると野球部のマネージャーになったとのこと。しかし看護関係は忙しくて暇はないと聞く・・・きつくなったら続けられないだろうなんて大神ママと話していた。
ところでマネージャーは何人かと尋ねると
26名という答えが帰ってきた。なんという大所帯と思い、恐る恐る部員は何人かと尋ねたら・・・・20名?????
家を出る時、美紀はみんなに宣言した「私は大学で変身するの!」
ひとり暮らしになってすぐ店長大神が初めてメールをした。「今夜は何食べた?」すると美紀から「豚肉と大根のオイスターソース炒め」という答えが誇らしげに帰ってきた。
店長大神が東京でひとり暮らしの時は「焼めし」で精一杯だったが、さすが女の子は違うと店長大神は感心してしまった。
次の日今日は何を作ったのか興味津々でまた同じ質問をすると「豚肉と大根のオイスターソース炒め」おいおいまたか?の質問に「だって1人で食べきれんもん」・・・なるほど!
何日かしてまた何食ったの質問に「クラブの先輩から食事ごちそうになった!」とうれしそうにメールが帰ってきた。
それから何回か同じ質問をしたが同じ答えが帰ってきた。
1週間が過ぎ、大神ママが彼女のマンションに訪ねて行ったら冷蔵庫の中には家から持っていった野菜が干からびてころがっていた・・・どうも自炊したのは1日だけだったらしい(笑)
近頃、新体操の練習がハードなのか三女の綾は学校から家に帰っても、笑顔が無くてとりあえずの「ただいま~ぁ」だけで後はブスーッとしている。
話かけてもうるさそうに生返事ばっかり・・・。
店長大神はいつも「コノヤロウ!」と思うわけである。
そんな彼女であるが、こんな時突然電話があり、それが新体操クラブの先輩からだったりすると、綾は「いと麗しき乙女」に大変身するのである。
電話口であるが顔もニコやかに涼しい声で「ハ~イ、ハ~イ!」と敬語で話している。まるで別人である。それはそれは親である店長大神が聞いていても、なんて可愛い後輩かと思ってしまうほどである。
たぶんその先輩は綾の正体を知らないだろう!(笑)
店長大神が高校生の頃、筑肥線の蒸気(蒸気はこの時代の筑肥線利用者にしかわからない単語!古いローカルな話でごめんなさい)で密かにあこがれていた女の子の正体もこんなのだったのかなあと愕然としてしまうような変わりようである。
そして電話が終わるとまるで魔法が解けたように元の綾に戻るのである。将来、綾に彼氏が出来た時にはその子に真っ先に綾の正体を教えてあげようと心に誓う店長大神でした・・・・(笑)
3月20日 福岡は思いもかけない地震に見舞われました。
ビガッドは幸いグラスやコーヒーカップが数個割れた程の被害でした。
今回の地震は玄界島ばかりが報道されていますが、西ノ浦や元岡・周船寺地区の被害も凄まじく、地震に対してなすすべもなく改めて自然災害の恐ろしさを肌で感じました。
しかし地震発生直後、店長大神は自分の周りにあまり被害がなかったので事の深刻さがわからず、スーツの出来上がりの電話連絡でお客様に開口一番「すっごくカッコいいスーツが出来上がりましたよ!」って思いっきり明るい声で話しかけました。
・・・がそのお客様から「屋根は落ちて、家の中はぐちゃぐちゃで、バタバタしてるから落ち着いてから取りに来る」って言われました。
「はあ・・・」っていうのが精一杯で顔から血の気が引くのが自分でもわかりました。
状況認識が足りない自分がはずかしくて・・・。被災された皆様の一日も早い復興をお祈り致します。
2年前に大阪出張に行って娘達に豚まんの「蓬莱551」とたこ焼をおみやげに買って帰って大喜びされたのを思い出して、今回の大阪出張でも「蓬莱551」を新大阪駅で行列に並んで買いました。
たこ焼屋さんも捜したけど見つからず、しかたなく駅のお土産屋さんにあった「たこ焼の素」というわけのわかんない代物も買って帰りました・・・が、これが大ヒット!!綾と2人でワーワー言いながらたこ焼を焼きました。いつも仲悪いけどこんな時だけは呼吸ドンピシャ!おいしくたこ焼を頂きました。
・・てな訳で「一流ホテルのディナーチケット」をもらいました(笑)
2月も終わりになった頃、大神ママといつ行こうかと話していたら、チケットを手に取っていた大神ママが突然、叫んだ「これ有効期限があさっての2月28日までよー!」 ・・ということはあと3日間しかない。
大神ママは都合が悪かったが、美紀がその日ちょうどメインの大学受験が午前中には終わるので、お疲れさんということで美紀を連れて行くことにした。
夕方、時間になってビガッドを出ると「お父さん!今日はお父さんと初デートやね~♪」 「エッ?」 おーおーよく見たら化粧して、どこぞのお姉さんみたい。今春は高校卒業して看護系女子大生やもんなあ!
店長大神がお酒を飲みたいので電車で行ったけど、少し早く行き過ぎたので、この前行ったラウンジで時間をつぶす事にした。「お母さんには内緒ぜ!」と言って店長大神はジントニック、美紀はオレンジ色のカクテル。
これから美紀も外で酒を飲む機会が出てくると思うので「酒の怖さを知る」いい機会かなと思った(笑)
案の定「甘くておいしー!何杯でも飲めそう」 「・・・と思うやろ これに騙されるったい!」 夜景を眺めながらこれからの学生生活の話なんかをしていたが・・・予約の時間が来てラウンジを出る時
「わー本当やね!グラス半分で酔った」
「そーやろ!カクテルは後から酔うけん、のぼせてきゅーって飲んだらいかんよ!」
しかしこの子はあまり顔色も変わっておらず、お祖父ちゃんに似て酒が強くなるのかな!?(笑)
入り口のところで代金の精算していると、歯医者をやってる先輩に出会った。店長大神の先輩にしては数少ない真面目な立派な方である(笑)
しかし横目でチラッとこちらを見るが妙によそよそしい。「先輩!私の長女です」と横にいた美紀を紹介すると 「あー娘さんねー!こりゃ失礼ちょっと勘違いしてしまった!」 と初めて笑顔になられた。
なんでやねん!
・・・てな事があってラウンジを後にしました。レストランで受付を済ますととっても綺麗なお姉さまがテーブルまで案内をしてくれた。イタリアン料理のフルコース!魚料理だったので白ワインを頂きました。
おデブの外人さんのアコーデオンの生演奏付きでした。
料理は当然の如くおいしかったけど、黒服のウエイターさんがそれこそ優雅に皿を上げ下げし、料理、ワインの説明、パンがとってもおいしかったので3回もお代わりしたけど、微笑んでサッと持ってきてくれる。
お客が顔を上げるだけで「何かご用ですか?」ってな感じでサッと近づいて来てくれる。
なるほど、これがここの食事プラスアルファの付加価値だなと思いました。今日の美紀との初デートは腹いっぱいでしかもゴージャスで大満足でした。おしまい!
去年の年末のある日、あの「人間の出来ていない松尾」が自分の知り合いがそちらに行くんでちょっと相談に乗ってくれと電話をしてきた。
こんな時は大概ろくでもない相談である。ほどなくしてビガッドに見知らぬ男性が店長大神を尋ねてきた。
きちっとした身だしなみの男性だけど何かのセールスかなと警戒していたら、なんとも言いにくそうにしながらも店長に相談を持ちかけてこられた。
その内容はその方の部下の女性が店長大神の後輩に一目ぼれして、一度でいいから一緒に食事をしたいのでその段取りをとって欲しいとの事だった。○○ホテルでの食事に招待しますと言われた。そして店長大神はその付き添い・・・。
何か担がれているみたい。その上司はこちらの警戒を察してか、くわしく説明を始められた。
「私も普通は部下の色恋事でこんな事はしません。しかし彼女は普通の子の10人分くらい成績を上げるスーパーセールスレディなのです。その彼女がここのところずっと寝ても覚めても彼と話がしたい食事がしたいと・・・これも課の数字の為なのです!」
それでも何かやっぱり怪しいと思いつつも「一流ホテルの食事」に釣られて、その場でその後輩に電話しました。
「おい!お前と食事したいっていう女性がおるったい。来週の○日の夜に○○ホテルに出て来い!」 「エ~ッ・・・大神さん何を企んでいるんですか?」 「普通そう思うよね♪俺もよくわからんけど、おもしろそうやん行くぞ!」って言って無理やり決めてしまいました。
当日は本当に豪華な食事とお酒、2次会は最上階ラウンジで博多の夜景を眺めながらカクテル・・・。
二人は大変盛り上がっているように見えたので店長大神の任務は終了!時間を見計らって、その後輩を置き去りにして店長大神はあの上司からもらったタクシーチケットで自宅まで帰りました。
おみやげまでもらったのですが、手提げの中にはそのホテルのケーキとディナーチケット2枚・・・。
至れり尽くせりで夢のような夜でした。こんなこともあるのですね。次の日その上司からお礼の電話がありました。おしまい!
ここのところ「ビガッド家」の生活は美紀の受験中心で回っている。
次の日に小論文と面接を控えた1月のある夜、ダイニングキッチンは美紀の面接会場と化した。
面接官は店長大神、大神ママ、理絵、綾である。いわゆる家族全員(笑)。
ドアをコンコンとノックして美紀が部屋に入ってくる。緊張の面持ちで彼女は学校名と氏名を言って座る。店長大神がメモ用紙に用意された質問から選んで「君はなぜうちの大学を選んだの?」と質問すると・・・あらかじめ暗記していた文章を引っかかりながら3分間も喋った。
「カッコイイ言葉に文章もいいけど、自分の言葉で短く言った方がいいんじゃない」と店長大神が尋ねると「学校の先生がこの質問だけは3分位しゃべりなさいって・・」ふーん大変なんだなあと思いながら次々に質問をしていった。
大神ママが昔の自分の就職試験を思い出してか興奮気味に「面接は開き直りよー!もっと覇気を出さないと・・・」
理絵も去年、高校受験で面接の練習をしたので「どんな質問されても最後はその学校に行きたいというのに繋げなあいかんよ!それに否定的言葉はダメだよ!」
店長大神はなるほどと唸るばかり・・・わかるはず無い綾まで調子に乗って「そうだ!そうだ!」
しかし面接を明日に控え、家族の言いたい放題を素直に聞く美紀に人間の大きさを感じてしまいました。 (美紀!体の大きさじゃないよ・・・)