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554 おむすび

2025.01.29

今、糸島が熱い!ここ糸島がJA糸島の伊都菜彩やカキ小屋などでテレビに取り上げられるようになって久しい。今では、テレビで糸島特集をやっていても驚かない(笑) 

新駅の糸島高校前駅の周辺はマンションが立ち並んだ。そして極めつけは、昨年秋から糸島を舞台に朝ドラ〝おむすび“の放映が始まった。

視聴率が今一歩なのは寂しいが、ドラマで橋本環奈演じる主人公米田結が自転車で自宅から高校に向かう道中は糸島のあちこちが出てくる。番組が始まってすぐはみんなで「あれはどこかいな?」と場所探しで大騒ぎだった!

自宅は山の麓だろうけど、どこかわからなかったが、電車と並行して走っている所は二丈。駅は一貴山駅。漁港は漁師のお客さんが「あれは野北たい!」で解決(笑) 
商店街では大狸の焼き物の辰美屋さんの前を東に走り、西に位置する糸島農業高校に到着する(笑) 

そんなふうに糸島のいろんな所を紹介してくれている。

ある日金武のお客様の所へスーツを納品した帰り、日向峠を下っている時、ふと山の見え方からこの辺ではと思い、途中右に入って農地の中に・・オープニングの自宅から自転車で坂道を下り、橋を渡って右折するとこじゃないかと・・・嬉しくて車の中から写真を撮った。

ここで白状するが、店長大神は〝おむすび“を初めの10話くらいでギブアップした。ギャル云々という所でアホらしくなって観るのをやめた。

でも12月になって通信にオープニングのロケ地の事を書きたくて、大神母にドラマのその後の進展を尋ねると「最近、面白くなっとうよ~♪」というので、我慢して録画で観ていると芥屋海水浴場や角屋食堂が出てくるし、内容も阪神大震災あたりの話は感情移入出来て見入ってしまった。
まだその辺りまでしか辿り着けていない(笑)

 これからもっと面白くなりますように!

553 ハトポッポ

2024.10.05

2010年春、店の2階のベランダにハトが巣を作って困り果てていた所を同級生で「ご縁餅」の後藤君に助けてもらい、ニュースレター58号で報告した事があった。

あれから14年経った先日、店前を掃除していると道端に鳥の糞が落ちていた。見上げるとベランダにハトが止まっているではないか。昔のような嫌な思いはしたくない。

久しぶりにベランダに出るとハトの糞が散らかっていた。自分で何とかしようと、インターネットでハト対策を調べてみた。一番に書かれていたことは、掃除をしてハトの居心地を悪くしろ、そして遊びに来ているうちに対処しろ、巣を作られると厄介なことになる・・と。

前に経験しているのでよく理解出来る。アマゾンでハト対策のダミーのカラスやハトが嫌がる匂いの薬剤などを購入。そしてベランダのハトの糞を綺麗にデッキブラシでゴシゴシやり、そこら中に薬剤を散布した。

それからハトは来なくなって安心していたら、2.3日経つとハトはカラスの置物とお友達になって、薬剤も気にならないのか、また遊びにくるようになった(笑) 

店長大神が第2弾、ネズミホイホイをベランダの床やエアコンの室外機の上に置こうかと思案していると、その下から微かにピヨッと鳴き声が・・・。
まさか、まさか。もちろん前回、室外機の下には入れないように塞いでいる。塞いでいる・・つもりだった。隙間から棒を突っ込むと今度はピヨッっとはっきり聞こえた。室外機の下を塞いでいる板を外すと糞と枝を集めた巣が・・。そして奥に2羽の大きなヒナがいた。ヒヨコではなく小柄なハトであるが、まだ飛べない。
とにかく室外機の下から掻き出した。ヨチヨチ歩いて小さいけど目は大きくとっても愛くるしい。

室外機の下を綺麗に掃除して、全く入り込めないように塞いだ。2羽のハトはベランダの隅で体を寄せ合ってじっとしている。結局この2羽が飛び立つのを待つことにした。

それからもハトは追っ払っても追っ払っても店長大神の目を盗んでやってくる。10日くらい経った頃、突然2羽のハトは飛び立っていなくなった。ほっとしたけど、なんか淋しいなあ~♪・・と思っていたら、次の朝に集団で遊びにきていた。その中にあの小さなハトもいたような。こりゃいかん!(笑) 

親しい先輩から「釣り糸を張れ、鳥は翼に糸が触るのを嫌うそ!」と教えてもらった。釣り糸をベランダに張り巡らした。でも2.3日するとまた集団でやってきていた。

「もーいやだ!」と、持っていたホウキを投げつけた。ハトは慌てて釣り糸をかい潜りながら飛び立っていった。しかし慌てて嫌というほど釣り糸に羽が触ったのか、その日を境に来なくなった。あれから2ヶ月経った。何と何とである。

552 近頃のビガッド菜園

2024.10.05

今年の夏は猛烈な暑さだった。おまけに7月中旬を最後に8月末の台風まで雨が殆ど降っていなかった。水掛は夕方にしないと、朝だと昼頃には掛けた水がお湯になって作物が煮えてしまいそう・・(笑) 

そんな訳で、夕方自宅に帰ると野菜に水掛けをした。特に水が大好きなオクラとナスの畝の間は、両端を土で堰き止めてバケツで水をたくさん掛けるのだ。

おかげでオクラは毎日収穫出来ている。ナスは7月末に秋ナスを目指して切り戻しをやった。今では新しい枝が伸び、そこに小さなナスの実をたくさんつけ8月末の台風10号が来る前に比較的大きくなった3本を収穫した。

ゴボウは盆前に試し掘りをしてみた。一番端のコンパネを外すと、土がまるでレンガ状態(笑) スコップでゴボウの際までガリガリと土を削り、あとはホースで勢いよく水を掛けるとゴボウが姿を現した。まあいい感じ~♪ スコップを使い慎重に収穫。

大神母に大好きなきんぴらゴボウを作ってもらった。水はけが悪いところでゴボウを栽培して根腐れさせている方、コンパネゴボウは枠を作る手間が掛かるけど、収穫の時に悲しい思いをしなくて済みます。是非お勧めしまーす!

551 野球応援

2024.10.05

長女美紀の息子達は少年野球が忙しくて、今年の正月以来、前原に1度顔を出しただけである。おまけに三男ハルも小学1年になったのを機会に入団し、今では息子3人で野球の練習に行っている。土日も毎週練習で、美紀も保護者としてお世話係で忙しそうである。

子どもが自分の好きな事を見つけて熱中することはいいことである。将来メジャーリーグに行けば、店長大神はアメリカまで応援に行くぞ・・・

現実に戻って(笑) 「今年はお盆まで我慢しよう」と大神母と話していたら、何とお盆も大会があり、負けても練習だという。監督さんやコーチさん達には頭が下がる思いだ。その大会会場が今津運動公園と聞き、それなら差し入れを持って応援に行くことにした。

8月13日、初盆参りの途中、店長大神は礼服を着たまま大神母を連れて、野球応援に行った。

64チームが3日間、トーナメントで戦う大きな大会で、遠くは沖縄からも参加があったらしい。一回戦、トモはベンチスタートだったが、終盤4点リードの所で、代打で打席に立った。ファーストゴロで懸命に走っていたが、残念ながらアウト。守備はファーストについた。最終回2アウト、平凡なショートゴロだったので 「あー勝ったぞ!」 と思ったが、ファーストがトモだと思い出して、店長大神は慌てた(笑) 

まあ無事にトモが捕球してアウト! 店長大神が初めて見るトモの守備機会。ショートからの送球を無事捕った瞬間、爺バカぶりを発揮して「おーファインプレイ~♪」と小さい声で言ってしまった。そしたら前にいた他所のお母さんに聞かれたのか振り返ってニコッと笑ってくれた。

今日の差し入れは美紀に要望を聞いて「カルピスウォーター」 みんなにとっても喜んでもらえた! 

野球のことなど全くわからない大神母だったので、暑い中くたびれてブー垂れてしまうのではないかと心配していたが、「子ども達が一生懸命プレーする姿を見て、元気を貰った」とはしゃいだのには驚いた~♪(笑)

550 店長大神の朝

2024.10.05

今年になって、店長大神は毎朝4時過ぎに起きている。年を取ると朝早く目が覚めるようになるのだ(笑) 

一日の始まりは、まず血圧を測る事。それから仏壇に線香をあげ、神棚の榊の水を替えて「今日一日、家族みんな明るく元気に頑張れますように~!」とお参りをする。

それからトイレ掃除。倫理法人会で習ってずっと続けている。便器をブラシでゴシゴシした後は四つんばになって便器の周りから床、壁に雑巾掛けをする。だから自宅トイレはいつもピカピカなのである!(笑) 

 そして5時になると、荻浦の隆善寺を目指して朝の散歩に出発。お地蔵様にお参りをして世界の平和と繁栄を・・ごめんなさい、ビガッドの商売繫盛と大神家の家内安全を祈って帰宅。

散歩から帰るとビガッド菜園で農作業。毎朝何かしらの作業があるのである。この原稿を書いている今日はオクラとイチジクの収穫、草取り、冬野菜の準備で、畝を耕運機で耕した。夏の間は蚊取り線香を腰にぶら下げて作業をやっている。毎朝こうして店長大神の一日が始まる~♪

549 味楽寿司

2024.07.15

前に加布里の味楽寿司さんが6月にリニュアルオープンすると紹介していたが、その6月に突然鹿児島に住む綾母子が遊びに帰ってきた。

9月に出産を控え、お盆は帰って来れないからという事だった。それはちょうど良いと綾とチビを連れて、お祝いを兼ねて味楽寿司さんに行った。

なるほど店の雰囲気はガラッと変わっていた。ただ店長大神は、出てくる料理が美味しくて食べるのに夢中になり、写真を撮るのを忘れてしまった(笑) 

唯一綾が撮ったウニの上にキャビアが載った握りのみ。ディナーはすべてその季節の大将お任せメニュー。大将が食材にとことんこだわっているのを感じた。料理の紹介は次の機会に・・・。

548 ラッキョウの悪夢

2024.07.15

ビガッド菜園は畝(ウネ)が10本あるが、いろいろ栽培してみたいし、連作障害もあるので、やり繰りして何を栽培するか決めている。

そんな時、大神母が美紀の次男アッくんからラッキョウ漬けをせがまれた。母親の美紀はよちよち歩きの頃から大のラッキョウ好きで、大神母は今でも時々美紀に送っている。どうもそれを横から食べて大好きになったらしい。「おばあちゃんのラッキョウをもっと食べたい!」とひ孫から言われて、当然大神母は張り切った(笑) 

それで店長大神の栽培計画などお構いなし、ラッキョウを栽培するように言いつけられた。孫の為なら仕方ないと、昨年9月に土作りをし、畝を作り、黒マルチを敷いて、ラッキョウを植えた。一ヶ月もすると芽が出て、順調に育っていった。夏前になると地上部が枯れてくる。それを合図に収穫するのだ。

今年5月の終わり、突然大神母が「秀ちゃん、ラッキョウを掘ったけど小さかったよ~♪」 は~ぁ???? 店長大神は大神母が言っている意味がわからない。よく聞いてみると、ラッキョウを全部掘ったらしい。思わず「なん勝手に掘ったりするとよ」と怒鳴りつけた。

すると「掘っといてって言ったじゃない」という。「頼んだのはニンニクやろうが、ラッキョウの事は何も言ってない。掘るのは6月末たい!」・・と言ってみたが、後の祭り~(涙)

 早くラッキョウを漬けてやりたいと思ったのか大神母のフライング・・・。

547 中国の餃子

2024.07.15

日本からファッション雑誌を持っていっていたが、その社長の娘ムコ殿はそれを見てダブルスーツ(6個釦2掛)を注文頂いた。殆どの方は、高額であるが、そう派手ではないオーソドックスな生地を選ばれる。

コロナ前の時は超タイトなのを要求される事が多かったが、ちょっと緩くなったし、雑誌を見せてタック入りのパンツを薦めると殆どタック入りになった。ただパンツの裾の長さは、短いのは受け入れてもらえなかった(笑)           

ここで採寸が終わると、お客様と一緒に餃子専門店に昼食を食べに行った。中国の餃子は水餃子がメイン。日本で水餃子といったら、スープの中に浸かっているイメージだけど、中国では平皿に盛り上げてやってくる。それを日本の焼き餃子と同じ様に薬味が入った酢醤油に付けて食べる。これがなかなか美味しいのだ。

餃子が出てくる前に、やかんに入った日本酒の熱燗みたいのをグラスに注いで飲んでいる。初めて中国に行った頃、店長大神は恐る恐る飲んでみた・・何とお白湯(笑) 中国人はお腹を冷やすからと、お冷を飲まない。

その後、大連のホテルに戻り、常連のお客様が一人で来られて、ジャケットを5着も注文を頂いた。「コロナ禍で経済がガタガタになって、今回は3着くらいしか当てがないが来てくれるか?」という要請だったが、あまり間を空けると忘れられるだろうという判断で、期待せず行ったので予想以上の成果だった。

お地蔵様、最後までお守りありがとうございました~♪