ある日のビガッド | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

ある日のビガッド

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538 Win‐Win

2024.03.16

卒業、入学の季節を迎える頃になると、決まってお母様方から「アンサンブルで着るので、ワンピースとか出来ないの?」と尋ねられていた。

それでビガッドでも扱えるように縫製工場を探し見本を作る事にした。長女美紀はこれからまだ子どもの小学校や中学校の卒入学を迎える。そこで美紀のサイズに合わせて、アンサンブルでジャケットとワンピースを仕立てる事にした。見本に使えるし、美紀も実際に行事のある時に使えて喜ぶので一石二鳥だな・・と。

美紀とスケジュールを調整して縫製工場のショップに連れて行った。そこでレディス専用の生地から選び採寸してもらった。
帰りの車の中で、「普段はビガッドに展示して、美紀が使いたい時はいつでも使っていいぜ!」と言ってあげた。

そしたら美紀から一言「これってお父さんも助かったんだから、私と Win‐Winの関係やね~♪」と明るく言われた。 エー????そうか?俺もWinなのか?(笑)
                   

537 東京の路地裏の大衆焼肉屋さん

2024.03.16

東京出張が決まって、理絵のマンションにも行くことにしたが、事前に理絵から連絡があり、美紀の息子のお下がりの服や理絵から持ってこれるだけでいいと言う割にたくさんの品々を頼まれ、おまけにお土産に博多通りもん、辛子明太子をリクエストされ・・。それでバッグはいっぱいになった。

それに加えて大神母も張り切ってしまい、糸島の食材を食べさせてやろうと米10㎏、冷凍していた餅や総菜、ビガッド菜園の野菜・・。たった1泊の出張なのに海外旅行用の大型ボストンバッグに代えてもいっぱいになってしまった(笑) 店長大神が東京に行く時は、いつも救援物資の運び屋さんである。

研修会が終わって、夕食は店長大神のリクエストで理絵家族と焼肉を食べにいった。理絵が事前にラインで質問してきた。①大衆的なTHE焼肉屋さん ②ちょっと変わり種がある小洒落た焼肉屋さん ③叙々苑・・どれがいい?と、店長大神は迷わず①を選んだ。娘に奢ってもらう気満々なので、余計な気を使いたくない(笑) 

品川の駅で待ち合わせて、ムコ殿がスマホの地図を頼りにそのTHE焼肉屋さんを探すが見当たらない。ここは店長大神が年寄りの厚かましさを発揮、キャバクラの呼び込みのお兄さんに「〇〇という焼肉屋さん知らない?」と尋ねると、「ああここの真裏でそこの細い路地を入った所」と教えてもらった。幅わずか1メートルくらいの狭い路地を通り抜けると、なんと前原にもありそうな路地裏に焼肉屋さんがあった。
天下の品川のほんと駅前の路地裏に昭和の世界が広がる。

お店自体は思ったより小綺麗で焼肉も美味く、価格はなんと前原で食べるのと同じくらいの感覚だった。ムコ殿と理絵と3人でお肉をバクバク食べていたら30分もするとビジネスマンで満席になった。知る人ぞ知る穴場だったみたい。

店長大神は生ビール4杯飲んで酔っ払って、大満足だった~♪ ごちそうさまでした!

536 東京国際フォーラムで研修会

2024.03.16

ここ4年はコロナ禍で中止していたが、今年2月にビガッドの主力縫製工場が東京国際フォーラムで研修会を開催した。久々の開催である。

ここにはオーダースーツ店を経営するオーナーが集まる。店長大神はビガッドを臨時休業にして研修会に行ってきた。内容はファッションのトレンド情報から縫製技術、新モデルの紹介。

ここには品が良く流石お洒落と言いたくなる年配のオーナーから、今トレンドのグリーンのスーツ、靴で身を包んだ方、また若者が店長大神にとっては昔懐かしのゴールドメタル釦の紺ブレを着用していて、しかしパンツはジーンズである・・近頃はSNSの普及で若手の一匹狼も多く存在する。

ここに来ると、スーツファッションを生業とする人のいろんな着こなしを眺めるのが出来て楽しいのである。

535 カキ小屋

2024.03.16

実を言うと、東京の理絵家族は元旦のお昼にやってきた。なので餅つきに参加出来ず、当然カキも食べれなかった。今回1月8日までの滞在だったので、6日に船越の豊漁丸さんに連れて行った。店長大神自身は大晦日にカキをたらふく食べていたので、どうかと思ったけど・・心配要らなかった!(笑) 他にもイカ焼き、エビ、ホタテ貝、サザエ、カキ飯・・カキ小屋を堪能しました~♪


ところで隣の席は会社のお仲間でいらっしゃってて、カキ小屋は持ち込みOKなので、クーラーボックスを持ち込み、ビールやいろんなお酒がどんどん出てきていた。そしてカキの上に載せるネギなどの薬味、レモンやタレみたいな物まで、それになんと・・タバスコ。

理絵と「隣の席のおじさん達はカキ小屋に慣れとんしゃあねえ~」みたいに話してたら、その中の一人の声が聞こえてきた。「カキにレモンもいいけど、タバスコが一番やったねぇ~」 だって、はははは!店長大神もそう思います。

おかげで東京からやってきた理絵のムコ殿も満足してもらったみたいで、何よりだった。

ところでビガッド通信で豊漁丸さんをよく紹介するが、読者の方からよく船越のどこにあると?と聞かれる。
「船越のカキ小屋は手前左側に5軒、正面奥に3軒並んでいて、奥の3軒の真ん中です。
怖そうだけどホントは優しい社長と会計カウンターに正真正銘優しい奥様がいらっしゃいます」 
 
社長ゴメンなさい!(笑)  

534 第6回ビガッド餅つき大会

2024.03.16

今回も年末恒例の餅つきを大晦日に開催した。
昔から餅つきは12月30日と相場が決まっているが、うちは仕事の都合で大晦日なのだ。近所の人がいそいそと正月の用意をしている中、朝からバーベキューをしながらワイワイと餅つきなんぞやるものだから、道行く人から笑いながら声を掛けられる。

5年前、店長大神が家族の反対を押し切り、餅つき道具を揃える事から始めた餅つきであった。最初は勝手がわからず、事前にユーチューブ先生に餅つきのやり方を勉強させてもらった(笑)
つく前に石臼に熱湯を30分くらい入れて石臼を温める事、杵は一晩水に浸す事。もち米も一臼分ずつ一晩水に浸ける事・・・などなどの餅つきの掟があったのである。

でもまあ6回目になると、家族の役割も自然と決まっている。特に〝臼の神“の美紀のムコ殿は大忙しである。店長大神と綾のムコ殿が餅をつき始めると、こね係で臼の周りをすべて取り仕切る。そして餅をつき終わると女性陣に餅を渡し、丸める作業にまで目を配る。

店長大神は餅つきの材料、バーベキューの食材の調達、ガスやコンロなどを揃えるのが役割で、餅つきが始まれば、主に杵をふるう〝杵の神”である。

綾のムコ殿は店長大神と餅をつきながら、その合間 “バーベキューコンロを取り仕切る〝火の神”となるのである。二人一組で杵を振るうが今回は孫達ともついた。トモ、アツは昨年から少年野球で体力が付いて力強くつけていた。

       

餅つきの楽しみは何といってもバーベキューだ~♪ 今年も船越のカキ小屋〝豊漁丸“さんからカキを仕入れたが、いつものごとく中の身が大きくて「う・ま・い!」 

そして今年は後輩からカキにレモンの代わりにタバスコをかける事を教えてもらった。 なるほどタバスコの酸味と辛さがカキによく合い、これが最高に美味かった。やったことがない方はお試しあれ!

そして午後からの部は肉である。今回毛利牧場の毛利さんに肉やホルモンをお願いしていたら、も~上質のお肉で美味しかったなあ!みんなのおかげで、今年もたくさんの餅がつけた。
  

533 山内惠介ファンの集い

2024.01.25

毎年、春と秋にサンパレスで山内惠介のコンサートが行われる。大神母は仲間と欠かさず応援に駆け付ける。今回は大神母が昔コンサートで知り合い、そのまま交流を続けている遠方のファン仲間がコンサート後、うちの自宅に泊まることになった。

それでは・・ということで、仲のいい地元のファン仲間もお付き合いで一緒に泊まってもらった。まるで山内惠介応援団の合宿である。夕食は焼肉を食べながら、ファンのつどい~♪ 店長大神も仲間に入れてもらい、熟女に囲まれて大モテであった(笑) 

コロナ禍を経て、近頃は惠ちゃんの追っかけも近場限定にしていた。しかし今年の春には、若いファン仲間に引率をお願いして、北海道で開催されるコンサートへの遠征を企んでいる。北海道のファン仲間に会うのも楽しみらしい・・惠ちゃんのおかげで、大神母はいつまでも元気なのである~♪

532 アクエリヤス

2024.01.25

トモ、アツが少年野球に夢中である。土日と平日も月火と練習で美紀ママは見守り応援で大忙しである。
昨年4月から単身赴任のムコ殿は土日の練習はコーチとして参加。子どもの休憩時間には保護者パパ達と昔取った杵柄でプレーを披露して楽しんでいるらしい。一家が野球を中心に回っているとの事、素晴らしい~♪

ある日、美紀から家族ラインに長文が送られてきた。

今日野球で、アツが目を潤ませて帰ってきて、ずっと無口で。何かを察した母。ごはんになってどうしたと?って聞いたら、「トモ兄がオレのアクエリアス全部飲んだ〜」って泣き出して。

えーそんな理由で真剣に泣くんかいって笑いそうになったけど、そこは真剣に、 私「ペットボトル2本入れとったやん、なんでアッくんのまで飲んだの?」 トモ「え?わからん」 私「わからんってなんよ」 アツ「1本飲みきったなら、もう1本は全部飲まんやろーっ!怒」 トモ「1本飲みきったとか覚えてなかった、、、」 アツ「練習終わって飲もうと残しとったのにぃわぁ〜〜涙」 

まだこんなことで真剣に泣くんよねって感じたのと、トモのこのかんじ…お父さんっぽいなーと。ほら最近は考えて食べてくれてるけど、前はあるもの他の人のこと考えなしにわーって食べてた時あるやん(笑) それを指摘された時のお父さんの表情にそっくりやったんよ。わからんって言った表情~(笑)

「最近は考えて食べてくれてるけど」・・エッ?そうか? 店長大神はそんなの今でも自信がない(笑) 

この後、綾と理絵が、もう20年は経っているそれぞれお菓子やアイスを店長大神から食べられた恨みつらみをほじくり返して、家族ラインが盛り上がった。 そうそう、ただ目の前にお菓子があったけん食べただけなんですけどっていうお父さんの顔・・・忘れません

はははは!こうやって、兄弟で揉めたりした事も人間関係能力を培っていく。そして店長大神の至らなさも娘達の反面教師になって役に立っているのである⁉(笑)・・・ゴメン!

531 人生がときめく 片づけの魔法

2023.11.26

トイレ掃除を一生懸命始めると、不思議と家の汚れ、散らかりも気になり始める。自宅の居間のガラス戸のサンの埃、ダイニングテーブル上の食事に関係のないいろんなものとか・・。

そんなある日、来店頂いたお客様から〝人生がときめく片づけの魔法“という本を教えてもらい、早速アマゾンで取り寄せた。〝近藤麻理恵“という方が書いた本だった。

彼女が説く片付けの魔法の大原則:
①心ときめく物だけを残し、他は全て捨てる(これをやらないことには始まらない!) ②物にはすべて住所を決めて、必ずそこに戻す。

この本には、この二つの事を実行すると必ず出てくる問題、障害への対処法や心の持ち方を彼女のすごくたくさんの体験や事例で分かりやすく説明されていた。この本は初版が2011年とだいぶ前だが、日本に限らず世界で絶賛されナント300万部突破しているらしい。そしてウソか真か、今アメリカでは片付けするのを「kondo-」と言うらしい。

・・でお試しに要らないものを整理してみた。彼女は片付けをお祭りと表現し、実際やるとゴミ袋20,30くらい出るという。確かに家中にいつかは使うと言って、全く使わない品物で溢れているのを実感した。

だいぶ捨ててスッキリしたが本格的にやったら、どんどん出るなあ! やるなら一気にやらねば・・