ある日のビガッド | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

ある日のビガッド

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549 味楽寿司

2024.07.15

前に加布里の味楽寿司さんが6月にリニュアルオープンすると紹介していたが、その6月に突然鹿児島に住む綾母子が遊びに帰ってきた。

9月に出産を控え、お盆は帰って来れないからという事だった。それはちょうど良いと綾とチビを連れて、お祝いを兼ねて味楽寿司さんに行った。

なるほど店の雰囲気はガラッと変わっていた。ただ店長大神は、出てくる料理が美味しくて食べるのに夢中になり、写真を撮るのを忘れてしまった(笑) 

唯一綾が撮ったウニの上にキャビアが載った握りのみ。ディナーはすべてその季節の大将お任せメニュー。大将が食材にとことんこだわっているのを感じた。料理の紹介は次の機会に・・・。

548 ラッキョウの悪夢

2024.07.15

ビガッド菜園は畝(ウネ)が10本あるが、いろいろ栽培してみたいし、連作障害もあるので、やり繰りして何を栽培するか決めている。

そんな時、大神母が美紀の次男アッくんからラッキョウ漬けをせがまれた。母親の美紀はよちよち歩きの頃から大のラッキョウ好きで、大神母は今でも時々美紀に送っている。どうもそれを横から食べて大好きになったらしい。「おばあちゃんのラッキョウをもっと食べたい!」とひ孫から言われて、当然大神母は張り切った(笑) 

それで店長大神の栽培計画などお構いなし、ラッキョウを栽培するように言いつけられた。孫の為なら仕方ないと、昨年9月に土作りをし、畝を作り、黒マルチを敷いて、ラッキョウを植えた。一ヶ月もすると芽が出て、順調に育っていった。夏前になると地上部が枯れてくる。それを合図に収穫するのだ。

今年5月の終わり、突然大神母が「秀ちゃん、ラッキョウを掘ったけど小さかったよ~♪」 は~ぁ???? 店長大神は大神母が言っている意味がわからない。よく聞いてみると、ラッキョウを全部掘ったらしい。思わず「なん勝手に掘ったりするとよ」と怒鳴りつけた。

すると「掘っといてって言ったじゃない」という。「頼んだのはニンニクやろうが、ラッキョウの事は何も言ってない。掘るのは6月末たい!」・・と言ってみたが、後の祭り~(涙)

 早くラッキョウを漬けてやりたいと思ったのか大神母のフライング・・・。

547 中国の餃子

2024.07.15

日本からファッション雑誌を持っていっていたが、その社長の娘ムコ殿はそれを見てダブルスーツ(6個釦2掛)を注文頂いた。殆どの方は、高額であるが、そう派手ではないオーソドックスな生地を選ばれる。

コロナ前の時は超タイトなのを要求される事が多かったが、ちょっと緩くなったし、雑誌を見せてタック入りのパンツを薦めると殆どタック入りになった。ただパンツの裾の長さは、短いのは受け入れてもらえなかった(笑)           

ここで採寸が終わると、お客様と一緒に餃子専門店に昼食を食べに行った。中国の餃子は水餃子がメイン。日本で水餃子といったら、スープの中に浸かっているイメージだけど、中国では平皿に盛り上げてやってくる。それを日本の焼き餃子と同じ様に薬味が入った酢醤油に付けて食べる。これがなかなか美味しいのだ。

餃子が出てくる前に、やかんに入った日本酒の熱燗みたいのをグラスに注いで飲んでいる。初めて中国に行った頃、店長大神は恐る恐る飲んでみた・・何とお白湯(笑) 中国人はお腹を冷やすからと、お冷を飲まない。

その後、大連のホテルに戻り、常連のお客様が一人で来られて、ジャケットを5着も注文を頂いた。「コロナ禍で経済がガタガタになって、今回は3着くらいしか当てがないが来てくれるか?」という要請だったが、あまり間を空けると忘れられるだろうという判断で、期待せず行ったので予想以上の成果だった。

お地蔵様、最後までお守りありがとうございました~♪

546 中国で散歩

2024.07.15

すったもんだしながら、到着ロビーに出ると劉さんがお迎えにきてくれていた。これで一安心、無事ホテルに着いて、夜になって店長大神の部屋に劉さんの友達がやってきてジャケ&スラックスを注文頂いた。その日はそのまま夕食に中華料理を食べに行って10時には就寝。

よく中国の料理は食べれるかと尋ねられるが、都会の大きなホテルだと日本と何ら変わりはない。それに大連は昔日本統治時代があり、その為か料理の味は日本人によく合うと思う。

翌朝、5時に起きて、今回も散歩に出かけた。朝陽(東)に向かって歩くと海に突き当たる。そこには途轍もなく大きなおにぎりみたいな建物があり、その大きな公園がいつもの散歩コースである。大通りを歩いていれば、治安は何の心配もない。毎回書いているが、怖いのは大きな道路の横断である。人が歩いていても車はどんどん突っ込んでくるし、車は右側通行で勝手が違う。日本人にしたら、命がけである(笑)

朝食の後、車で2時間ほど走り、今回メインのお客様の会社がある町に到着。社長室に通され、生地サンプルをひろげ、見てもらう。店長大神はそこで社長本人、社長のお父さん、息子、娘ムコ、お兄さんと5人ほど採寸。

実は秋に娘さんの結婚式を控えていて、それで今回店長大神が呼ばれたみたい。生地は殆ど社長の奥様が決めていた。見て感じるのは、中国人はどうもカカア天下が多いみたい!(笑) 

545 中国渡航とお地蔵様

2024.07.15

店長大神は、先輩の紹介で2014年から6回、中国の大連にスーツの販売に行っていたが、ご存じの通り2020年からはコロナ禍で中止していた。今回、5年ぶりに中国の協力者Rさんから要請があり、5月31日から2泊3日でスーツ販売に行ってきた。

店長大神が初めて一人で中国にスーツ販売に行った時は、スーツの採寸より渡航の心配で夜も眠れなかった。出発の2週間前くらいから、毎朝散歩に行く隆善寺でお地蔵さんに「無事に行けますように!」と必死にお参りをした。

そして今回は余裕をかましていたが、直前になるとやっぱり心細くなって、お地蔵さんにしっかりお参りをして出発した(笑)

中国の大連空港に降り立ち、入国審査場での事。店長大神がパスポートと入国カードを持って列に並んでいると、中国人の係の人から入国カードはこれだと、違う色のカードを手渡された。

5年を経て変わっていたのだ。事前に記入して持って行ったカードは使えず、オロオロしているとその係のお兄ちゃんが店長大神のパスポートを使って、機械で印字してくれた。
そして後は自分で書けと手渡された。中国での滞在ホテルとか会う人の名前は書けたが、電話番号の欄もあり、え~?知らんぞと途方にくれていると、またその兄ちゃんが近づいてきて、どうした?と(たぶんそんなリアクション) 
その欄を見せて「オンリーウィチャット」(中国のラインでのやり取りなので電話番号知らんの意)と言うと店長大神のスマホを貸せといってウィチャットから電話番号を出して「これを書け」と・・ええええ?

中国人の役人の方がそこまでやってくれるのかと超感動した!中国の役人といったら、普通は仏頂面で頷くかダメしか言わないのに・・・後でこの事を劉さんに話すと彼も驚いていた(笑) 

係のお兄ちゃん、隆善寺のお地蔵さん、守って頂いて、ありがとうございました!

544 ドラッカー学会

2024.07.15

店長大神には高校、大学の剣道部で苦楽を共にした深見という親友がいる。彼が5月のある日、一人の男性を連れてやってきた。

聞けば東京出身で移住先に全国の中から糸島を選び、今では志摩に住んでいるという。皆さんは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」・・通称『もしドラ』をご存じだろうか? 2009年に発売以来、300万部を売り上げ、社会現象となり、アニメや映画になった。その筆者の岩崎夏海氏が横の男性。

来る2024年9月14日に九州大学伊都キャンパス椎木講堂にて“ドラッカー学会糸島大会”が開催される。岩崎氏が実行委員長を務め、今は広報活動中ということでビガッドにやってきた。

543 入学式

2024.05.25

4月、美紀の三男ハルの小学校入学式があった。

早速、夜には家族ラインにその時の様子が写真や動画が送られてきた。マンションから小学校の入学式に親子で出発。
入学式の後、クラスでの様子。担任の女性の先生から「中山はるみち君~!」と呼ばれると、ハルのあの小さな体からどうしてあんな大きな声が出るのかというくらいの声で「ハイッ!」と返事が出来た。

じじバカである~。

ハルは身長がまだ幼稚園年中くらいの大きさしかないので、心配していたけど、こりゃ大丈夫だー(笑) 

美紀には新一年生の母親として、ビガッドが初めて試作した2着のアンサンブルの1着を着てもらった~♪

542 これがよい

2024.05.25

味楽寿司さんで食事した翌朝、いつものように荻浦の隆善寺まで散歩に出かけた。そしてそのまま西へ加布里まで歩いて車を取りに行くつもりだった。

お地蔵様にお参りして、加布里に向かおうとした時に重大な失敗に気が付いた。なんと車のキーを忘れたのである。自宅から荻浦まで25分、加布里まで50分である。

仕方がないので、そのまま自宅に帰って往復50分、キーを取り、また加布里に向かうのである。全部歩くといつもの倍である。

そこで店長大神は考えた。途中、電車で前原駅から加布里駅まで行けばいいと・・。前原駅に着いて時刻表を見ると25分くらい時間があったので、待つのもアホ臭いので次の美咲が丘駅に向かった。ところがである。
到着直前、目の前を電車が走っていった。国道から美咲が丘駅への入口が分からず手間取ってしまい乗り損ねた(涙)

追い打ちを掛ける失敗にガックリしたが、思わずここで倫理法人会のある言葉のフレーズが浮かんだ。「これがよい」 起きてしまった事は、積極的に受け入れて前へ進め!・・という意味に受け取っている。

「この頃長距離を歩いていなかった。自分の体力を推し量るいい機会だ。」 と思い直して、そのまま味楽寿司さんまで歩いていった。結局2時間くらい歩き、一日の万歩計は1万8千歩を超えていた(笑)