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ある日のビガッド

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522 新入社員タカちゃん

2023.08.06

ビガッド菜園に新人君が入社した。名前は〝タカちゃん“である。仕事は菜園の警備。カラスから柿、イチジク、ビワ、キンカンを守るのだ。24時間勤務であるが、風がない時は休憩に入る(笑) 
契約金2,980円。翼を広げると180㎝ある大型新人である。前日までカラスがビワを食い散らかしていたのが、タカちゃんが勤務に就いたその日からピタッと来なくなった。でも年中ぶら下げっぱなしにしていたら、頭のいいカラスに脅しだけと見破られるらしい。

勤務3日め、店長大神が夕方自宅に帰ると、大神母が血相を変えて訴えた。さっきまでたくさんのカラスが集まって、廻りの屋根からカアカアと騒いで怖かったと・・。
もう見破られたのかと、慌てて菜園に行ってみると、竿の先からタカちゃんのくちばしにつないだ糸が竿にグルグル巻きになって、身動き出来なくなっていたのである。その日も何とかビワの被害はなかった。
動かないタカちゃんをカラスが遠巻きになって、威嚇していたみたいだ。グルグル巻きの糸をほどいてあげると、また元気に勤務に戻ることが出来た。

それ以降、カラスは現れていない。ビワの収穫が終わると、イチジクの時期が始まるまで休暇をあげる予定である(笑)

521 桃のお土産

2023.08.06

長女美紀の上の息子二人が、昨年秋から少年野球クラブに入団した。毎日練習があるので、全く前原に来なくなった。まあ実際来たら来たで、うるさいのであるが、来ないとこれも寂しいのである(笑) ビガッドは火曜日を定休日にしているが、実はこの日に福岡市内での営業や納品などをするようにしている。時々その帰りに美紀のマンションに寄ったりする。主に救援物資の配達である。

6月半ばを過ぎた頃、桃農家の後輩から桃の収穫が始まると連絡を貰った。実は、昨年食べた桃の味が忘れられず、収穫が始まったら、連絡をくれるように早くから頼んでいたのだ。いいタイミングだった。「そうだ、これだ!」と、桃をお土産に訪問することにした。

他にビガッド菜園の野菜やうちの鶏が産んだ卵なんかも持っていくが、それだけでは孫にもてる事が出来ない(笑) 福岡市内で用事を済ませ夜になって、これらの救援物資を持って美紀の自宅へ・・・。マンションに着くと、美紀の「じいじが桃を持ってきてくれたよ~♪」の一声で孫達が雪崩のごとく走ってきた。

やはりお土産が何かで迎え方がすごく違うのである!(笑) 

520 一病息災

2023.08.06

60才を越えるといろいろ体に異常を感じる事が多くなってきた。そんなだから同窓会で友達と会うと互いに病気自慢することが多くなる(笑) 

前に書いたが、店長大神も〝慢性腎炎“を持っている。10年前、健康診断でクレアチニンという数値が高いという事で、要精密検査となった。自覚症状は何もない。何?と思って専門医の所にいくと、初期であるが、りっぱな〝慢性腎炎”と診断された。
何か治療してくれるのかと思ったら、もっと悪くなったら人工透析をやってあげるから、またおいで・・みたいに言われた。あわてて慢性腎炎の本を何冊も買い込んで読んだ。どれを読んでも、一旦悪くなった腎臓は、よくなる事は無く、生活習慣を整え現状維持をなるべく長くする事が重要と・・。病気が進むと人工透析なのだ。初期は痛くもかゆくもないので、腎臓が痛み始めているのに気付かない。
そんな訳でかなりの隠れ患者がいるらしい。症状が出た時には、かなりやばい。幸い店長大神は気付いたのである~♪(笑) 

塩分制限とタンパク質制限と適度な運動・・いろいろ書いてあったが、訳わからない。仕方ないので簡単に考えることにした。塩辛いものは控える。酒飲んでの締めのラーメンは即やめた。家での食事は大神母に野菜を多く使った料理を必ず作ってもらい、一番先に食べて腹八分目。困るのは、店長大神は食い意地が張っているので、宴会に行った時にその反動が出てしまう事・・(笑) 

適度な運動は、前から毎朝の隆善寺まで1時間ほど散歩しているので何も問題はなかった。おかげでこの10年でかなり上下変動したものの、75キロあった体重が、現在は66キロで落ち着いている。それに伴って130.40くらいあった血圧も120台に落ち着いた。まさに一病息災である。

長々と書いたが、痛くもかゆくもないので気持ちの維持が本当に難しい。時々油断してしまう。ここに書いてしまうと怠けられなくなるので、つい書かせて頂いた。クレアチニンの数値が悪くても、何んともないと高を括っている方は病院に行って、はっきりさせて早く取り組んだ方がいい。余計なお世話ですみません。

519 ひまわり

2023.08.06

ビガッド菜園でも6月になると、春に植えたいろんな野菜の収穫が始まる。ナスやピーマン、ミニトマト、きゅうり、オクラ・・と毎朝、いろいろ収穫する。ジャガイモは梅雨の晴れ間を見つけて掘ったが、新ジャガはとっても美味い!

今年もヒマワリが大きく育ち、咲いた。

新緑豊かな今の季節はウキウキして楽しくてしようがない~♪

518 糸島フード

2023.08.05

さて東京、鹿児島から久しぶりの糸島ということで、〝牧のうどん“を食べに行った。何と慎ましい大神家だこと~♪(笑) 娘達は肉うどんが大好きであるが、店長大神は40年間ずっと、ゴボウ天の柔麺一筋である。肉うどんはせっかくのスープ味が変わるし、ここは柔麺が一番うまい。そんな能書きを垂れながら、大量のネギを入れて食べる。ああああー美味い、この満腹感最高!誰が何と言おうと、今では完全な糸島のソウルフードである。

次の日の夜はバーベキューである。平日の為、美紀のとこは息子達に学校があり、今回はパス。バーベキューの達人鹿児島のムコ殿(火の神)もいないが、店長大神は年末の餅つき以来の牡蛎を食べたくなった。理絵のムコ殿に「糸島名物の牡蛎を食べたいやろ?」・・と、ちょっと、いや、かなり無理強いしながら尋ねると、食べたいという~♪(笑) 前に船越の豊漁丸さんから牡蛎は11月より4月くらいの方が、身が大きくて断然美味いと聞いていたのである。そしてその日は何と、おあつらえ向きな肌寒さだった。他の肉類も焼いたが今回は牡蠣がメイン。5キロの牡蛎を4人で腹一杯食べた。そして少し残ったのは牡蛎フライ・・これがまた美味かった。最高―!

517 天パクルクルのケイくん初糸島 

2023.08.05


理絵の息子慶(ケイ)が東京で生まれて3ヶ月経った。やっと心配なく飛行機に乗れるようになって、理絵親子3人がやってきた。ケイくん、初めての糸島! ひとりお産見舞いに行った店長大神以外、みんな初対面である。生まれて最初の頃、ケイちゃんと呼んでいたが、大神母が山内惠介のケイちゃんと混同して面倒くさいので、みんなで「ケイくん」に統一した~♪(笑) 

この子は産まれた時からすごい天然パーマで、体はムチムチだったので看護師さんから「天パ ムチムチ」と呼ばれていたそうだが、近頃は長くなった髪がクルクル巻になったので、店長大神は「天パ クルクル」と呼んでいる。ところで天然パーマはムコ殿の親族にいないそうで、どうも店長大神に似たとのこと・・照れるなあ!(笑)

ケイがやってくるというので、綾も鹿児島から新幹線で娘ユイとやってきた。このイトコの二人は同学年でユイが7ヶ月お姉さん。この子達が大神家のニューフェイスだー!

516 素敵なプレゼント~♪

2023.08.05

家族ラインに美紀の誕生日の写真が送られてきた。どうも子ども達がそれぞれ母へのプレゼントとして彼女の似顔絵を描いたようである。コメントも書き入れている。でも殆ど食事を作ってもらってるお礼・・なるほど!(笑) ミワのコメントはトモ長兄が聞き取って書いてあげたらしい。バースデーケーキは、みんなでロールケーキを積み上げて、イチゴを飾ったもの。



昨年のクリスマスにはスポンジケーキを買って、みんなで生クリームを表面に塗って、イチゴを飾って喜んでいた。

子ども達だけで遊びの延長線上でケーキを作らせるのだ。自分達で作ったものだから、見栄えが悪くてもみんな喜んで食べたらしい。そして何よりコスパがいいって(笑) 美紀ネェなかなかやるね~♪

くちゃくちゃのXmasケーキ(笑)

515 聞く力

2023.08.05

人間の出来ていない店長大神は倫理法人会という団体でいろいろ勉強させてもらっている。2月、倫理の〝虎の穴“⁉富士山の麓にある研修所に人間修行に行ってきた(笑) ここでたくさんの講話を聞かせてもらったが、ある講話“が心にずしんときた。是非、皆さんにも聞いて頂きたい~♪



ある社長が倫理(倫理法人会)に付き合いで入会した。その頃会社の業績が悪かったのであるが、ちょうど倫理に“指導”という相談制度があるのを知って、それを受けることにした。その社長は会社の業務内容や事情を指導員に説明をした。しかしその答えは「奥様を名前で呼ぶようにして下さい。奥様と話をして、その話をしっかり聞いて下さい」というものであった。社長は血相を変えて、家庭の相談ではなく会社の相談ですよ・・と訴えるも「私が言った事をやって下さい」と指導員は席を立っていった。(この倫理の指導は受けたら、指導員から言われた事を必ず実行しなくてはいけないのがルールである)

その社長は仕方なく家に帰って奥様に倫理で言われたので、これから名前で呼ぶぞと言って、実行した。しかし話の方は、朝早く会社に出て、夜遅く帰るので、なかなかゆっくり話す時間がない。そこで仕事のスケジュールを調整して月に1度、奥様と外食に行くことにした。そこで食事をしながら、他愛のない話をしたが、奥様の話はしっかり聞いた。何回か外食をした帰り、車の横に座る奥様が「私は結婚以来、今が一番幸せかもしれない」とボソッと呟やかれた。それを聞いて、その社長は愕然とした。食事をして他愛もない話をしただけなのに・・何でと。奥様の両親に幸せにしますからと嫁にもらったのに、俺は今まで何をやっていたんだろうと、思ったそうである。

そして会社を翻ってみると、はたして自分は部下の話をちゃんと聞いていただろうか。話半分で遮って、指示を出していなかったか・・。

次の日から社員さんの名前を呼んで挨拶をし、社員と話す時はきちっと座り、相槌を打ちながら話の腰を折ることなく、最後まで聞く努力をしたそうである。しばらくすると社員さん達の顔が明るくなり、社員さんから活発な意見が出るようになり、会社の業績も徐々に良くなっていったと・・。

ここで講師が身を入れてしっかり聞くこと(傾聴)の重要性を教えてくれた。そしてこの話を聞いて友人の話を思い出した。「自分が信頼を寄せる人や好きな人を思い浮かべて」と言われ、「その思い浮かべた人はお前の話をしっかり聞いてくれる人やろ?」と言われたことがある。普通、聞く事は相手の情報を得ることであるが、しっかり聞く態度は話す相手にリスペクトを示す事になると感じた。話し上手は聞き上手っていうけど、しっかり聞くっていうのは受身みたいだけど、相手の力を出させたり、成長させたりする一面もある。 昔、店長大神か大好きだったアメリカのテレビドラマで「大草原の小さな家」というのがあった。物語の中で、お父さんやお母さんは子どもの話をしっかり聞いてあげてたなあ~♪