ある日のビガッド-5ページ | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

ある日のビガッド

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506 手作り餃子

2022.11.27

9月のとある日、大神母が仲間とワイワイ東京に出掛けていった。
有楽町の国際フォーラムで開催される「天童よしみ、井上芳雄、山内惠介のコンサート」が目的だったらしい。彼女が出掛けるのはいいが、残された店長大神は独りぼっちになる。

夕食は外食で済ませようと思ったが、どうもワクワクしない。店長大神は考えた。大好きな餃子をたくさん作ると楽しいのではないかと・・。なんといっても、ビールに餃子は最高だし、ニュースレターのネタにもなる。ワクワクである~♪(笑) 
早速、ABCクッキングに勤める綾にラインで餃子の作り方を教えてもらった。もちろんYouTube先生にも教えを乞うた。何とか店長大神でも作れそうである。

大神母が出発の日、前原駅に送った足でスーパーに材料を買いにいった。綾のレシピ通りに豚のミンチ、キャベツ、青ネギ、ニラ、ニンニク、餃子の皮・・。夕方、店の2階で野菜をみじん切りして、塩もみをした。豚ミンチに酒、みりん、しょうゆ、砂糖、オイスターソース、ゴマ油、ショウガ、塩コショウを混ぜ、最後に先ほどの野菜を合わせ〝具“の出来上がりである。後の餃子の皮に具を包み、焼くといいう作業は今まで手伝ったことがあったので心配はなかった。

ただ餃子の具にこんなにたくさんの調味料や薬味を混ぜるのには驚いた。そしてここでさらに〝秘伝の技⁉“なるものを教えてもらった。それは牛脂を用意し、細かく切って、ゼラチンと一緒に具の中に混ぜるというもの。念を押して言われたのは、手の体温で牛脂が溶けないように手を冷やして素早く済ませるのだそうだ。さすがにこれには初心者の俺にさせるのかー?と思ったが綾先生には逆らえない(笑) うまくいくと食べる時、肉汁がジュワーッと出てくるとのことだった。悪戦苦闘したが豚ミンチ300gで43個の餃子が出来上がった。

結果からいうと大成功だった! ひとりで餃子を美味い、美味いと食べていたら、何んと完食、缶ビールも3本飲んだ。お腹がはち切れそうになった。そして酔っぱらった・・(笑) 
ただ一つ失敗は食べ終わった時、野菜のみじん切りのクズで散らかり、食器類もたくさん汚していたが、酔っぱらって何もしたくない。キッチンをそのままの状態で、飲酒運転出来ないので自宅にトボトボ歩いて帰らなくてはいけなかった~!(涙) 

ところで、牛脂での肉汁ジュワーッは「あれ~?どこにいった?」状態・・だったので、次回もっと詳しく綾に教えてもらって再挑戦することにした。

505 天空の城ラピュタ

2022.11.27

・・と言っても、里芋である(笑) 
昨年初めて栽培して、何とか収穫出来たがイモが小さかった。グーグル先生に相談すると水が足りなかったんじゃないかという事だった。里芋は水が大好きだって・・。

今年も夏に雨が降らなかった。里芋の隣がやはり水大好きなナスだったので、畝と畝の間を堰き止めて、水を貯めた。
毎朝バケツ10杯くらい入れると昨年は葉が団扇くらいしかしていなかったのに、今年はその3倍くらいになった。ナスもいつも少し硬めの焼きナスしか出来なかったのに今回はとろーりトロトロである。やはり水が足りなかったのである。ゴボウと正反対。

大きく育った里芋をワクワクして掘ってみた・・この土の中に親イモと子イモが隠れているんだけど、まるで“天空のラピュタ“に見えません?(笑)

504 ビガッド菜園

2022.11.27

先日、ある方からこの頃は家庭菜園の話がないけど、ちゃんとやってる?と言われたが、朝の散歩から帰って、楽しく農作業をやっている。 

家庭菜園は父が体を壊して出来なくなって、大神母から代わりにやるように言われて始めた。最初は仕方なくやっていたのが、途中から面白くなって夢中になってしまった。後輩からゴルフや魚釣りならわかるけど、農業ですか?と笑われた事もあるが、作物を収穫したりした時の喜びはもちろんの事、種を蒔いて芽が出た時にホッコリするような喜びは例えようもない。でも苦労して大きくなってきたと思ったら、虫に食われたり、台風が来たり、いろいろ大変なこともある。でもでも楽しいのだ!

489、にコンパネでゴボウ栽培に挑戦している事を書いたが、ビガッド菜園は住宅の跡地に土を入れて畑にしているので、土を深く掘れば、カチカチの砂利の層にぶち当たり、雨が続くとゴボウは根腐れする。それで悩んでいる時に、脱サラして農業に励む青年がたまたまお客様として来店して下さった。
店長大神はスーツの採寸が終わると、野菜作りの事をいろいろ質問攻めにし、ここで悩みのゴボウの根腐れも相談した。その時のアドバイスは肥料袋に土を入れて、それを畝(うね)の上に置いて栽培するというものだったが、それをヒントに、畝をコンパネで囲んで土を通常よりかさ上げすることにした。
*畝(うね)とは、畑に作物を植える為に土を盛り上げた所 ← 理絵からわからんと指摘された。


最近まで通常の畝のゴボウを収穫したが、今年は梅雨に雨が少なかったので、大きく育って根が深く伸びたゴボウだけ先っぽが根腐れしていた。10月の末、いよいよコンパネゴボウを掘ってみた。思惑通り、土をかさ上げした分だけ長いゴボウが収穫出来たーぁ! 20㎝くらい長いかな~♪ コンパネが倒れて土が流れ出す事もなく、大成功である。店長大神は大神母にも見せ、二人で大喜びした。
でも調理してしまえば、長くとも短くとも、やっぱゴボウはゴボウなんだけどね~と顔を見合わせて笑った。
来春はゴボウの畝全面コンパネゴボウだー!

503 朝の散歩

2022.11.27

朝の散歩も夏は出発する5時過ぎには明るかったのが、11月にもなると真っ暗でまだ星空である~♪ 
2010年の夏から荻浦の隆善寺まで散歩に行くようになった。夏の朝の散歩はとっても気持ちがいいが、寒くなるにしたがってつらくなってくる。歩き始めて2,3ヶ月は特に体の変化も感じないので 「歩いて何になるんだろうか?」・・とブツブツ言いながら歩いていた。でもビガッド通信に自慢げに「早朝散歩を始めました!」なんて書いていたので、やめることが出来なかった・・・これが真相である!(笑)

それが今では毎朝、嬉々として散歩に行っている。早寝早起きが習慣化して1年経った頃から体の代謝が良くなっているのを何となく実感するようになった。そして毎朝、虫の音や小鳥のさえずり、四季の移ろいを肌で感じ、心穏やかになってくる。だから歩かなかったら体の調子がどうも悪いのである。   

朝の散歩は店長大神の一日の大事なルーティン~♪

502 お盆

2022.09.21

7月、鹿児島にみんな集まったので、今年のお盆は長女一家だけ帰ってくる予定だった。ところがである。前日になって電話が入った。ムコ殿と末娘がコロナ陽性になったので、お盆は帰れない・・と。熱が出てない子を迎えに行こうかと思ったが、よく考えてみると立派な濃厚接触者である。その後、他の子達も次々に熱が出てパーフェクトのクラスターになってしまった。

・・ということで、今年のお盆は大神母と二人である。いつもなら子どもの笑い声や泣き声、美紀の怒鳴り声で賑やかなのであるが、静か~♪ 大神母とそんな事を話して、顔を見合わせて笑った。父が亡くなって17年、大神ママが亡くなって5年。早いものである。仏壇に提灯を下げ、お供え物を載せ、ホオズキや花を飾る。用意することは変わらない。

家族ラインにお盆仕様になった仏壇の写真を送った。するとみんなお盆に実家が年寄二人だけというのを心配してか、単に暇だったのか、実家のお盆の事から、長女一家のコロナ速報、三女綾の赤ちゃんの様子、次女理絵の東京の生活と思い思いにラインして、またそれにみんなが反応して、その数が写真、動画を含め100通を超えた・・。

まあこれも家族団らんである(笑)

お盆14日になり、誰も帰ってこないので、大神母と二人で夕食は深江の〝二丈きらら庵“に行った。店長大神の口の悪い先輩がオーナーを務める食事処である。席について、メニュー表を開くと海鮮丼が枡(マス)に豪華に盛ってある写真に目を奪われた。

そこに先輩が様子を見に来られたので、思わず尋ねた。えらい豪華ですけど、1合枡じゃないでしょうね~? ちょっと睨まれたが、頼んでみたら分かるぜと笑っている。大神母は大好きなアラ炊き定食。楽しみに待っていると,やって来ましたー! 
確かにいいサイズの3合枡だった。メニューの写真通り豪華で食べ応えがあり、刺身も新鮮で美味しかった。大神母はアラ炊きの味にはうるさいけど、美味しいと大満足だった。深江は遠いとブーブー言うのを連れてきたので良かった~♪(笑)

ついでに・・お盆15日の夕食は〝牧のうどん“に行った。ここでは二人はいつも〝ゴボウ天うどん”と〝かしわ飯“である。店長大神は小さい頃から行っているが、今では誰もが認める糸島のソールフードになった。讃岐うどんの方が・・という人もいるが、牧のうどんは別枠なのである(笑) うちの3人娘も小さい時からお世話になっているが、孫達もみんな大好きである。

食べているうちに大神母が 「美紀ちゃんの所へうどんのお持ち帰りセットとかしわ飯を持っていき!」 と言い出した。翌日に店長大神がコロナで自宅待機になっている美紀家族の所に米やビガッド菜園の野菜、大神母のちらし寿司など、いろいろ食料を持って行くことにしていたのだ。

次の日、駐車場で美紀に食料を渡してすぐ帰ってきたが、ラインでうどんやちらし寿司を食べて喜ぶ写真やビデオが次々に送ってきた~♪

501 南国白くまのカキ氷

2022.09.21

最終日ホテルをチェックアウト後、みんなで天文館をうろついた。美紀が 「無邪気にカキ氷を食べに行こう!」と言い出した。ムコ殿も「うん、無邪気に行こう」と言う。店長大神がカキ氷を食べに行くのに、ガキみたいに無邪気に行くっていうのはわかるけど、何で急に無邪気、無邪気って言うと?ってマジで尋ねたら、ムコ殿が笑いながら 「お父さん、白くまのカキ氷の店の名前が〝むじゃき“というんですよ」と・・。ガク~ン(笑)

そして〝天文館むじゃき本店”に着いたが、たくさんの人が並んでいる。このクソ暑い中、並んでまでカキ氷食べるのかと思っていたら、店先で係の人に総勢12人と伝えると、ちょうど2Fに空きがあり案内してくれた。ラッキー!白くまのカキ氷はキメ細かくフワフワ、練乳ミルクも甘過ぎず、フルーツたっぷりで美味しかった。店長大神が飲み会で酔っぱらった帰りにコンビニでよく買う〝南国白くま“の本家本元だー! 

綾は実家に帰省しての出産ではなく、鹿児島でムコ殿に助けてもらいながら、出産し育児に頑張っている。帰り際、彼女に俺らは観光気分で鹿児島にやってきたけど、自宅から20分圏内のホテルで楽しめた?の問いに 「アパートからあまり外に出れず、昼間は赤ちゃんと2人きりで過ごす毎日だったのが、みんなと話したり赤ちゃんを代わる代わる抱っこしてもらったりで、すっごくストレス解消出来たー!」 と満面の笑みで答えた。今回の旅行を計画してよかった~♪

500 鹿児島で散歩

2022.09.21

鹿児島2日目の朝、店長大神はいつものように4時半に目を覚まし、明るくなるのを待って5時半にホテルから散歩に出た。錦江湾に浮かぶ桜島を左に見ながら歩いた。ここの波止にも釣り人がいた。早朝はどこを歩いても空気が澄んで気持ちがいい。内海だから、波が殆どない。6時頃、桜島の上の雲が赤く染まり出した。もしかしたらと待っていると、桜島頂上から朝日が昇った。太陽が顔を出すこの瞬間はいつも神秘的だ~♪

この日の夜8時、食事が終わって部屋でゆっくりしているとみんなの携帯が突然一斉に大きな音を出した。ビックリしていると桜島が大きな噴火をしたと、テレビのニュースで大騒ぎして伝えている。桜島のふもとの町では住民が避難したり大変だったみたいだけど、鹿児島市内は降灰もなく落ち着いていた。しかし次の朝の散歩では、桜島は降灰の為に裾の方だけしか姿を見せなかった。

499 鹿児島旅行

2022.09.21

鹿児島に住む三女綾が5月に娘を出産した。名前は〝結衣“(ゆい)、店長大神5人目の孫である。コロナ禍なので母子が退院してから、大神母と日帰りで顔を見に行った。
そして今回7月に大神家族みんなで会いに鹿児島旅行~♪ 店長大神は大神母と長女美紀一家と新幹線で、東京に住む理絵夫婦は飛行機で駆け付け、久々に家族全員集まった。


この夏は暑いので、観光地巡りは止めてプールのあるホテルを選んだ。綾のムコ殿はスポーツジムのインストラクターである。プールではしゃいで遊んだ後、トモ&アツの水泳教室をしてもらった。さすがにプロの先生である。最初はバタ足を教えて、その後クロールの手の使い方を教えると、その間15分くらいだったが泳ぎらしくなった~♪

ここのメインプールは25メートルくらいあったが、ある時間帯に大神家族の貸し切り状態になった。美紀の提案だったか、3人のムコ殿と店長大神で競争してもらおうと言い出した。店長大神は少し泳ぐ自信があったので勝負に乗った。美紀のヨーイ、ドンでスタート。店長大神だけゴーグルをしていなかったが、薄目を開けながらクロールで泳いだ。泳ぎながら、ふと横を見回すが全く人影がない。何やみんなだらしないなと思いながら、ワクワクしてゴールした。どうだと振り返ろうとしたら、すでにみんなもうゴールに立っているではないか。泳いでいる間、自分がトップだと勘違いしていたとはとても言えない・・(笑) 
やはりインストラクターのムコ殿がダントツ1位で、店長大神がダントツビリだった。でも理絵から「お父さんは泳ぐのは遅かったけど、ゴーグルなしで真っすぐ泳いでいたよ。すごーい!」・・とお情けで褒めてもらった。ちょっと胸を張って、そやろっ!(笑)