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ある日のビガッド

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490 大学剣道部100周年

2022.07.07

先日、大学剣道部時代に最も怖いけどたくさん可愛がって頂いたT先輩から電話が入った。電話を取って、この先輩と分かると店長大神はこの年になっても直立不動!(笑) 

今年、母校大学剣道部が100周年を迎えるにあたり、記念誌担当の後輩I君と剣道部制服の事で取材に来るとのことだった。店長大神は学生のブレザー、エンブレム、ネクタイを1990年から毎年請け負ってきた。

後日、T先輩と後輩I君が前原に来てくれた。ビガッドの店内で店長大神の写真を撮り、インタビューは場所を替え大神が行きつけの駅近くの店でと言われたので、〝居酒屋丸五“へ案内~♪

近況の話と40年以上前の大学剣道部時代の話。懐かしく楽しい時間はあっという間に終わったけど、インタビューしてもらったっけ??? 後輩I君に尋ねると 「800字で制服の事を入れて、何でもいいです。大神先輩の剣道部の思い出を書いて下さい」・・・とのことだった(笑)

489 ビカッド菜園のゴボウ

2022.07.07

近頃、糸島では脱サラして新規に農業に励む方が増えている。今年になって、スーツを注文に来て頂いた〝O様゛もその一人。店長大神が聞いたところによると、たくさんの種類の作物を栽培し、レストランなどに納品したり、契約したお客様の所に宅配しているとの事。
スーツの仕事が終わった後は〝O様゛の迷惑省みず、店長大神による家庭菜園の質問コーナーにしてしまった(笑) 種や苗の事、有機肥料、石灰の事などたくさん教えてもらった。

今、店長大神の悩みは大雨でゴボウが根腐れする事。もちろん畝を作る時に80㎝の深さで掘り起こしているが、宅地跡を畑にしているので掘った底の方は砂利でガチガチ。大雨が続くと畝の下の土の中がたぶん水槽のようになってしまうのだ。彼はちょっと考えていたが、肥料袋に土を入れて、その中に種を蒔くといいと教えてくれた。肥料袋の底は破り筒状で畝の上に置くのだそうだ。ゴボウの根は肥料袋の中で成長し、畝に少しだけ届くという計算だ。なるほどそんな手があるのかと驚いた。

翌朝、倉庫を探したが肝心の肥料袋が2枚しかない。そこで店長大神がそれを参考に考えたのが、コンパネの木枠を作って畝を高くする方法である。早速大工仕事でこれを作った。そしてここに種を蒔くと2週間後ちゃんと芽が出てきた~♪ 

今年は大雨が降っても根腐れはせず、りっぱなゴボウが収穫出来るだろう・・・土が流れ出て大惨事にならなければ!(笑) ゴボウを無事に収穫出来るか、どうか楽しみである。〝O様゛あんがと!

488 新入社員  

2022.07.07

今年4月〝ビガッド菜園“に5羽の鶏ヒナが入社した(笑)〝ビガッド菜園“では、2年に一度新人社員を迎えるのだ。今年の新入社員はハトくらいの大きさで、まだ声変わりしてなくてピヨピヨと鳴いてヒヨコ感が残ってとってもかわいい。3か月は研修期間でエサをいっぱい食べて、外をいっぱい走り回って、そしてこの間にミミズや虫をあせったり、野菜を食べるのを覚えて、りっぱな鶏になってもらうのである。


現在、2年前に入社した先輩社員が6羽いるのだが、別の部屋で毎日卵を産んで働いてもらっている。同じ部屋に新入社員を突然入れると、先輩社員は物凄いパワハラを始めるので、一緒にしないのである。鶏の上下関係は厳しいのだ!(笑) 
研修が終わり、夏になる頃には、新入社員5羽もコッコッコッーと鳴き始め、卵を産み始めるだろう~♪ 

487 クレリックシャツ

2022.03.04

40年前、店長大神は父の取引先の紹介で、東京の虎ノ門、日本橋、渋谷に店を構えるロードメイヤーに修行に行くことが決まった。
大学4年生の秋だったか、父と挨拶をする為に上京した。本部のある虎ノ門店に行くと最初に挨拶したのがそこの店長さん。首からメージャーを掛け、このクレリックシャツをタイトに着ていらっしゃった。今でもその姿は鮮明に目に浮かぶ。東京弁!?でまくし立てられ、今考えてみるとこの方は30代の若者だったが、その時はなんと気障なおじさんだなあと思った・・すんません、お世話になりましたー!!(笑)

ところでクレリックシャツを調べてみると、「クレリック」とは英語で牧師・聖職者のことで、その服装が黒の上着から白襟が立っていることから、衿が白く、身頃(みごろ)の部分と色違いになっているシャツをクレリックシャツと呼ぶようになった。・・との事であるが、もっと調べてみると何と”クレリックシャツ“は和製英語。・・ということは、日本で勝手に作った名詞!? 欧米ではホワイト・カラード・シャツと呼ばれている。

店長大神思うに、クレリックシャツは最初、傷みやすい衿やカフスを取り替えて、それが流行したのではないかと想像する。英国人は、服でも靴でも修繕しながら長く大事に使う文化である。ハリスツイードのジャケットは親子3代引き継いで使うとも言われるが、肘が擦り切れればエルボーパッチをつける。それと同じ感覚ではないかと思う。

ところで店長大神は仕事柄50枚ほどのワイシャツを持っている。その中で、首周りが擦れたもの、首周りがきつくなってきたもの、衿の形が気に入らないものなど10枚ほど処分しようと思っていた。今回、シャツの見頃は殆ど傷んでなかったので、ちょっと待てよ~と思い直し、すべて衿をワイドカラーのクレリックにした。衿を替えると新品同様になった。工賃¥2000で出来るので、コスパがいい! 

店長大神おススメである。よかったら、衿だけクレリックに作り替えませんか?←これが言いたくて・・(笑)

486 ネギ餅

2022.03.04

大神母が友達から“ネギ餅”(大神家で勝手に名付けた)を習ってきた。白ネギを斜めに輪切りし、餅も細くスライスし、上からピザなどに使うチーズを振り掛けて、サラダ油をひいてフライパンで焼くというもの。餅が焼け、チーズがとろけてきたら、醤油を垂らして出来上がり。もともとチーズの塩味があるので醤油はほんの少しでいい。

この話だけで美味しそうだと想像出来る方は素晴らしい~♪ 大神母は半信半疑であったが、屑くずの鏡餅があったのと、ビガッド菜園に白ネギがあったので試してみたのだ。作ってみると、これが美味!店長大神も親孝行のつもりで食べてみたらビックリの美味しさだった(笑) 

大神母は他の友達が遊びにくる度に“ネギ餅”を教えてみるが、やはり・・みんな半信半疑。大神母も心得たもので、「食べんと、わからんわからん」・・と実際に作って食べさせて 「ねっ!美味しかろうが」 ・・と勝ち誇ったように喜んでいる。

近頃はさらに進化して、さらにコーンを振り掛けたり、めんつゆを掛けたりしている。まだ餅が残っていたら、騙されたと思ってお試しあれ! ほんと「このうまさは食べんと、わからんわからん~♪」・・である。

485 第4回ビガッドもちつき大会

2022.03.04

昨年12月30日 4回目の“ビガッド餅つき大会”を開催した。今回は11月に理絵と結婚した・・いや、してくれたムコ殿が東京から初参加。餅のつき手が一人増えたので、店長大神は張り切って前回の七臼から九臼と二臼増やした(笑)

餅つきの用意は前夜から始まる。9つの容器に餅米2升ずつ水に浸け、杵も割れたり欠けたりしない様に水に一晩浸ける。
さて当日の朝、9時頃にはみんな集まってくるので、散歩から帰った店長大神は7時くらいから用意を始めた。臼を中心に据え、湯沸しのガスコンロ、餅を丸めるテーブルと位置を決めていく。前回、大神母一人に餅ちぎりをしてもらったら、次の日手が挙がらなくなった。それで今年はアマゾンで餅切り機も購入した~♪ 

餅米を蒸し始める頃にみんな勢揃い! 一臼めは店長大神と三女綾のムコ殿のコンビで餅をついて、長女美紀のムコ殿が合いの手を入れて仕切っていく。調子が出てきた二臼目から東京の新人ムコ殿の登場! 最初は気合が空回りしてぎこちなかったが、サッカーやっていたというだけあって足腰しっかり餅をついていた。途中、孫のトモ、アツもペッタンやってくれた。もちろん今回も白餅だけでなく、黒砂糖を入れたカキ餅やヨモギ餅もつくのだ。


この餅つきで楽しみなのがバーベキューである。餅がつき上がり、餅をもみ手の女性陣に渡す。つき手は次が蒸し上がるまで、バーベキューでビールを飲みながら、盛り上がるのである。
焼き係は火起こし名人綾のムコ殿である。彼がバーベキューコンロの事はすべて支配する(笑) 今回も前日、船越のカキ小屋“豊漁丸”さんから5キロのカキを買ってきた。今年も実が大きくて美味い。東京のムコ殿は焼いたカキをうまいうまいと喜んで食べてくれた。
他に海産物をと思いダイレックスでタラバガニを仕入れてみたが、焼きあがっていい匂いがするものの、こちらは塩辛くってみんなの評判が悪い。美紀が安いのを買うからよと言うが、もともとタラバ自体が高価なのでコスパ最悪!「これでも結構な値段したんだぞ~(涙) 

カキの後は牛肉、ホルモン、豚足そして冷凍ピザも焼いた。もちろん盛り上がったが、店長大神が一番盛り上がったのはABCクッキングで働く綾が作ったスペイン料理「アヒージョ」 オリーブオイルに細かく刻んだニンニクを入れ、エビとかマッシュルームを煮込んで食べるのである。そしてそれらの食材の味がしみ出たオイルに炭でこんがり焼いたフランスパンを浸けて食べる。も~たまらんごと旨かった。みんなが食べて、あっという間に無くなった。コスパも最高・・大満足である!

九臼もついたので、つき終わる頃には辺りが暗くなった。寒くなってくるし、そうなると勝手に二臼も増やした店長大神に娘達からブーブーと批判が集まってくる。横でムコ殿達は笑っている。店長大神はその場をすたこらさっさ・・片づけをみんなに任せて、ご近所にヨモギ餅を配ってまわった!(笑)

日頃、店長大神の自宅では毎朝ニワトリが騒ぐし、自宅隣のビガッド菜園では早朝から耕運機や草刈機の騒音を撒き散らかす。さらに季節によっては、庭木の落ち葉は近所のあちこちに飛んでいく。近所の皆さんに迷惑の掛けっぱなしなのである。だから年末には 「今年もお騒がせしましたが、来年も宜しくお願いします~♪」・・とお詫びの“ヨモギ餅配り”である。

484 店長大神62才

2022.01.17

昨年、店長大神のうれしい出来事は、運転暦44年で初めてゴールド免許証を取得した事である。いつも3年に1度くらいの割合で駐車違反や一旦停止、シートベルトなど軽微な違反でずっとブルーの免許証であった。今回の更新は200m先の警察署に行って30分の講習。
朝早く駐車場の心配をしながら運転免許試験場まで行って、半日掛かっていたのがウソみたいである。

悪い出来事は、昨年になっていよいよ本格的に頭髪が前方から崩壊し始めた事。ちょっと前までは髪が薄くなってきたと嘆いても、「何を言いよると、まだまだ大丈夫」と言ってくれていたのに・・今では、「ホント! だいぶいったねー」と同情される始末・・(涙) 

次女理絵の結納に備えて、障子の張り替え

483 髪

2021.09.14

先日、三女綾が鹿児島から遊びに帰ってきた。ここ何年か、会うたびに 「お父さん、髪がやばくない?」 と言われていたが、今回何も言わない。おかしいなと思って、俺髪やばかろ?と聞くと、

「思ったけど、かわいそうで言えんかった」 と・・・(涙)