ある日のビガッド-45ページ | 福岡のオーダースーツと靴の専門店／Biggod-ビガッド-

今回は、ニュースレターの読者であり、九州の温泉大好き人間である広島の平原さん夫妻いち押しの「福元屋」に決めました。
しかし壁湯温泉の周りは何もなさそうだったので、当日は湯布院でぶらついてから壁湯温泉に行きました。

福元屋は川の横にへばり付くように建っていました。旅館は決して豪華ではないが、おしゃれに民芸調で統一されていた。部屋は６部屋とこじんまりした旅館で福元屋さんのご家族とお手伝いのおばちゃん数人で暖かくもてなされるって感じでした。

食事は一品一品女将さんの手作りで美味しく頂けました。梅干とか普通の大きな旅館とかだったら業務用と思えるものを使うが、漬物、梅干も女将さんが漬けたんだって。豊後牛、馬刺、川魚の塩焼きに山菜料理とさすがの店長大神も腹一杯になりました。山芋の茶碗蒸しは初めての味でこれまた美味しかった。

ここのこだわりはご主人が作付けしている米で「伝承の香り米」と「ひとめぼれ」をブレンドしてどうのこうのとホームページに書いてありましたが、気にも留めておりませんでした。
しかし目の前に出てきてビックリ、米粒が旨そうにみんな立っている・・甘い香り・・そして実際食べたらさらに美味しい！しかし夕食の時は料理だけで腹一杯で一膳しか食べられなかったので、朝食の時６杯お替りをしてしました・・・小さなお茶碗だったので普通のお茶碗なら３杯くらいです（笑）　

食事は大きな部屋に6台の黒い大きな飯台があり、それぞれのグループがそれぞれの飯台で食事をしているのですが、向こうの方に学生と思しき３人の男の子達がいた。
夕食の最後の頃になって「旨い、旨い！」とご飯をお櫃ごとお替りをしてもらっていたが、しばらくするとこの旅館のおばあちゃんと思しき方が「ご飯ばっかり食べられんやろ、これ食べり！」とおかずを別に持ってきてくれていた。
若者達は大きな歓声を上げて大喜び！

なんともほのぼのとした風景・・・この旅館の雰囲気は田舎の自分のおばあちゃんの家に泊まりにいった時のような温かさを感じました。ここに来てよかった～♪　　　　

今年の2月も大神ママと行ってきました。名付けて「店長大神罪ほろぼし温泉一泊旅行」・・・（笑）　　事の顛末は以前、ニュースレターで書きましたが、言い訳がましく説明させて頂きますと・・・結婚１２周年を過ぎた頃だったと思うが、仕事に追われ!?　毎年の結婚記念日はおろか結婚10周年でさえ何のお祝いもしなかった店長大神に友人から「奥さんがかわいそう！」と言われた。

それで一念発起して20周年で海外旅行を計画。毎月１万円の貯金でも２０周年を迎えた頃には何とか資金が貯まっていた。しかし丁度娘達の受験を控えバタバタしていた時期だったので、

２５周年でゆっくり行く事にして２０周年は温泉一泊旅行で帳面消しをすることにした。

この時は雲仙温泉に行ったが、大神ママが思いの外喜んだ。前にも書いたけど、たかだか一泊旅行と笑われると思うが、夫婦水入らずでの旅行は新婚旅行以来だった。子ども達を置いて、夫婦だけでどこかに行くという選択肢は店長大神夫婦にはなかった。

旅行に行ってみると、車での移動中には仕事の事、娘達の事などしみじみとたくさん話す事が出来た。帰りに楽しかったねえと話していたが、前原が目前になって大神ママが突然「毎年、夫婦で温泉旅行に行こっ！」の一言で、毎年行く事になってしまった。

21周年の昨年は鹿児島、そして今年は大分県九重町の壁湯温泉に行って来ました。「視察研修の為休業します！」と店のドアに貼り紙をして・・・（笑）　ところで大神ママが佐賀にいる長女美紀に「今年も温泉旅行に行くよ」と何かのついでにメールを打っていたが、間髪入れずに「そりゃあ良かったね。旅行前に喧嘩しないように！」って忠告のメールを頂きました。娘は何でもお見通し！心配かけてすみませんです。なーはははは！

柴犬系雑種中型犬　元オス今オカマ　１３歳
今、大学１年の理絵が小学校入学時に机を買いに行って家具屋さんにオマケでもらいました(笑)　

仕事　自宅の警備、店長大神の散歩のお供。　チャームポイント　何年か前、耳たぶに血が溜まる病気になって手術をしたが、後遺症で右の耳たぶだけが折れている。若い女の子から、「そこがかわいい」と言われ、どうやらハチもその気になっているらしい。

「近頃、ハチが登場しないけど、元気にしとうと？」の声に応え、久々の登場！

130で店長大神が理絵に誕生プレゼントとして「誕生石のリンク」を贈ったことを書いたが、店長大神の誕生日である12月1日になっても理絵から何の音沙汰もありませんでした（涙）　　

ところがである。3日の朝、店に行く用意をしていた店長大神に理絵が近づいてきて、「今日の夜、お父さん早いと？」と聞く。会議が入っとう！と言うと「残念やね～私今日は早く帰れるけん、お父さんの為に餃子を作っちゃろうと思ったのに～♪」　

バカ早くそれを言え、さぼってでも早く帰って来る！手作り餃子は店長大神の大好物だし、これを逃すと２度と期待出来ないと真剣に思いました・・・(笑)　
　　
その夜、理絵は大神ママに手伝ってもらいながら、餃子を作っていました。風呂に入ってから食卓につくと熱々の焼きたての餃子を理絵が運んで来ました。店長大神は缶ビール片手に「乾杯～！誕生日おめでとう！うん、うん、おいしか！おいしか！」と一人芝居状態で喜んでおりました。

すると、また理絵が近寄ってきて「殆ど私が作ったとよ！私の手垢も隠し味でおいしかろ？」　　「・・・・・」
でも本当に美味しかった。その日の夜は大好きな餃子をビール飲みながら、死ぬほど食ってお腹一杯になりました・・・し・あ・わ・せ！　

綾から彼女の十八番の玉子焼き、長女の美紀からは何回か料理を作ってもらったことはあったのですが、理絵からは初めてでした。絶対、来年は大学生の娘のにって言って指輪買ってくるけんね～！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この絵はある会社に朝礼指導に行って、そこで親しくなった井上さんという方に描いて頂きました。

ある日、この方が突然ビガッドに遊びに来て、携帯で写真を3枚ほど撮っていかれました。たったそれだけでこの絵です。店長大神の要望は「マンガチックにお願いしま～す！」でしたが・・・お見事！　

その日の夕食の時間になった。店長大神はプレゼントを出すタイミングを待っていた。
みんながプレゼントを出し終わった後で、サプライズ目指して！！

ひと呼吸おいて「俺もあるぜー！」って叫んだ。
店長大神の思わぬ声にみんながビックリしている中、小さい可愛い包みを差し出した！その箱を開けた時は、さすがの理絵も満面の笑顔。指にはめて、はしゃぎ回っている。

「女っちゃーそんなに飾り物がうれしいかね～！」　但し、物を貰っての娘達の笑顔は生鮮食品並みで、賞味期限はたぶん明日の朝には切れていると思う（笑）・・・とは言うものの、あまりの喜びようにこのリングの価格を言い出せなくなってしまった。

この次は大学生の娘のにって言って買ってくるけんね～♪　

10月24日は次女理絵の誕生日である。誕生日の数日前の話。

普段はメールなど寄こした事など無い理絵から突然メールがあった。近頃はこんなことで喜ぶほど店長大神も初心じゃない（笑）　

思った通り「19才の誕生日に父親からシルバーの指輪をプレゼントしてもらうと幸せになるんだって…」というプレゼント催促のメールであった。

次の朝、店長大神は知らん顔して朝食を食べていると、理絵がニコニコして擦り寄ってきて「メール見た？」と言った。それでも知らん顔していると、大神ママが横から「お父さんに言っても無理々々」・・・コノヤロウ！

店長大神はその大神ママの言い方に頭に来た。
しかし指輪なんてどこで買ったらいいかわからず、そうこうするうちにとうとう当日になってしまった。

本当は「学生の分際で指輪？」なんて思っている店長大神は、天神の交差点付近の露天商で針金細工か何か買おうかと真剣に思っていた（笑）
　
しかしその日仕事で博多駅付近から天神方面に向かう途中キャナルシティーが見えた。もしかしたらガキの指輪はこんなとこで売ってるんじゃないかと思いながら、何の当てもなく地下駐車場に入っていった。

駐車場から階段を上がって１Fに上がると、なんと目の前に指輪やペンダントを売っている店があるではないか。

店内は若い女性ばかり、勇気を出して店に入った。すると店長らしき綺麗な女性がいた。ラッキ～♪
「すみません！高校の娘が誕生日で指輪が欲しいっていうのですが、子ども騙しでいいですから見繕って下さい！」と頼んだ。

理絵は今年から大学に通っているが、大学と言ったら高額な商品を押し付けられるんじゃないかと用心して、つい高校生って言ってしまいました（笑）　
誕生日はいつですかと聞かれて、今日です！というと「誕生石は○○だから、これなんかどうですか？」と差し出された指輪を見て、センスといい、価格といい、この女性の笑顔といい・・・・ＯＫ！

即答「それでお願いします！」・・・3秒で決まりました（笑）

ある日の夜、店長大神が洗面所で愛犬ハチの夜の散歩に行く準備をしていた。そこに学校から帰ってきた高１の娘が入ってきた。

一言「お父さん、お風呂に入ると？」　今からハチの散歩と言って顔を洗ってタオルで拭いていたら、後ろでゴソゴソと物音。ふと振り返ると娘がまるで店長大神なんてここに存在しないごとく着ている物を脱いでいる・・・。

店長大神は自分がまるで悪いことをしたごとく洗面所を飛び出した。　
　お、おんどりゃー！な、なめとんのかー！！