ある日のビガッド-48ページ | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

ある日のビガッド

HOME>ある日のビガッド >

106 店長大神 2007年元旦

2018.11.21

店長大神 2007年元旦
昭和34年生まれの店長大神は年男!今年の12月で48才になります。50男目前・・・ガ~ン 
昨年秋、店長大神は愛読している「致知」という雑誌を読んでいた。その中で島田洋七がインタビューされているページにさしかかった。

彼の著書「佐賀のがばいばあちゃん」のことが中心に紹介されていたのだが、その数ページを読んでいるうちに店長大神は不覚にも、ビガッド店内でむせび泣いてしまった。

その時大神ママがたまたま天神に行っていたので、涙を拭きながら、そのまま受話器をとり「佐賀のがばいばあちゃん」という本を買ってきて・・と頼みました。

その夜、夕食の後から読み始めたのだが、夢中になって最後まで読んでしまいました。
予想を裏切らず、笑い過ぎて涙した事3回。感動してむせび泣いた事2回。店長大神は知らなかったのだが、2,3年前にバカ売れした本らしい。

店長大神は久々に本を読んで感動シマクラチヨコでした。
実はその時、店長大神は悩み事を抱えていたのであるが、笑いと涙でその悩み事がほんの小さな事と思えるようになりました。

今頃「佐賀のがばいばあちゃん」!? 遅れてるとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、もし読んでない方は是非本屋さんへ・・・・・文庫本(500円ちょっと)で出ていました。

店長大神2007年の道しるべ『幸せは自分自身の心のあり方で決まるんだ』・・・です!     

105 人は鏡、万象はわが師

2018.11.21

店長大神は倫理法人会で多くの学びをしている。
もっとも大神ママに言わせると全く実になってないそうだが・・・(笑) この会の経典!?『万人幸福の栞』の中に「人は鏡、万象はわが師」というのがある。


原文抜粋 
人は人、自分は自分と別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。

実は人はわが鏡である。自分の心を映す影像にすぎぬ。山彦の呼べば答える、それにも例えられる。にこにこして話かけると、相手は笑みかけて答える。大声でどなれば、むっとしてにらみかえす。物売りが来る。イラナイヨと、つっけんどんに言うと、ピシャリと戸を引きしめて出て行く。

親子、夫婦、交友、隣人、すべてがわが鏡であって、わが心のままに変わって行く。今日までは、相手の人を直そうとした。鏡に向かって、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ。

自分の顔をぬぐえばよい。人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればよい。


3年前にこの文章に出合って大きな衝撃を受け、次の日から店長大神は変わった・・・つもりだった。

大神ママにやさしく接してもらう為に店長大神はやさしい言葉と行動で接した(笑) しかし思う通りにならなかった。

万人幸福の栞にはやさしくすればやさしく相手が変わると書いてあるように思ったが、大神ママの場合「やさしくすれば、つけ上がる」・・・この人には倫理法人会の教えは通じないと思い、それ以後あきらめた(笑)

ところがである、先日のK先生との話の中で「自ら改め、自分が変わる」という意味を大きく勘違いしていた自分に気が付いた。

店長大神の行動は後者の教頭先生と同じで相手の為、みんなの為ではなく自分の損得勘定でやさしくしただけ・・・。
だから大神ママには「取って付けたような見せかけのやさしさ」としか映らなかったのだろう(笑) 

しかし「自ら改め、自分が変わる」というのはそう簡単にはいかないなあ!

104 損か得か人間のものさし、嘘か真か佛さまのものさし

2018.11.21

近頃、店長大神は若いお客様と話し込むことが多い。
閉店間際に来店され、スーツの注文を頂いた後、話をしていたら10、11時になっていたという事もざらである。

そして気が付けば、友達に喋るみたいにタメ口になっている(笑)・・・反省。内容は社会の事から会社、家庭の事。とっても楽しくて有意義な時間である。少なくとも店長大神にとっては・・・(笑) 

先日、中学校の教師であるK先生と学校教育の話になった。
店長大神は小学校のPTA会長もさせてもらったことがある。店長大神は毎朝の校門での「声かけ」「校内清掃」を一人で黙々とやって学校の雰囲気を一年で一変させた教頭先生の話をした。

しかしK先生によると、多くの学校で教頭先生が同じようにやっているが、半年も経つと「これだけ俺がやっているのに、何でみんなやらないか?」と言い出して終わっている・・・と!

ここで二人の結論は前者の教頭先生は「声かけ」「校内清掃」は『自分の仕事』と考えて回りの人に関係なくやり続け、結果として回りが感化されていった。
後者の多くの教頭先生は目先の結果を求め、手段として行なっている・・・

その違いはその人物の差、てな結論に達しました。そして先生が帰られた後、一人になって店長大神は考えた。

相田みつを氏が言う「物事を決する判断基準に損得と善悪」。みんなこれを知らず知らず使い分けているけど、りっぱと言われる人は善悪での判断が多いからだと思った・・・。

103 M-CREWS

2018.11.21


103 M-CREWS

10月21日の夜、店を閉めた後、大神ママと二人で南区の大橋にあるライブハウスに行ってきました。
駅前のビル地下1Fにある小っちゃなお店でした。

ドアを開けて店に入るとサウンドが大音響で鳴り響き、煙草の煙が目に沁みる。ちょっと場違いじゃないかななんて思いながら、丁度カウンターが二席空いていたので、恐る恐るそこに座った。
ステージには若いデブな兄ちゃんが「ノリノリだぜー!」てな感じで絶叫、その横では南こうせつを少し太らせた様なオバサンみたいなオジサンをはじめ4人ほどが演奏・・・(笑) お目当てのグループの出演までもう少し時間がある。

カウンターで仏頂面のマスターに緊張気味に生ビールを頼んだけどすぐに飲んでしまった。
次にバーボン「ワイルド・ターキー」をロックで注文。しかしグラスの中は氷ばっかでバーボンはちょっとしか入っとらん!これ一杯で浜勝のとんかつ定食が食えるなあ~なーんて貧乏臭いこと考えてしまいました(笑)

 これじゃあいくらあっても足らんなあと周りを見回すとグラスを前に置いているだけで店長大神みたいにキューキュー飲む人はおらん。
納得・・・それからは舐めるように飲みました(笑) 

そしていよいよ「M-CREWS」の登場・・・。1960年代の「コンテンポラリー」通称コンポラを意識したシルクタッチのシルバーのスーツ、黒のシルクハットに黒のサングラス・・・ボォーカルは黒に太いチョークストライプのスーツにリーゼント。カッチョイイ!!
ボォーカルが甘い声でハードな曲からスローテンポな曲まで歌いこなす。アンコール曲まで8曲くらい聴かせてもらいました。

店を出て大神ママと大牟田線から地下鉄に乗り継いで帰りながら、前髪たらした青年からポマードべっとりのツッパリ兄ちゃんに変身したボォーカルのKさんの変身ぶりなど話題がつきませんでした。

最後に、彼らの衣装を褒めるだけ褒めて何ですが・・・・・M-CREWSのスーツはBiggod製でした(笑) 

(ポスターの左下Style by Biggodって見えますか?)    



102 娘からの電話

2018.11.21

ある日の夕方、その電話は突然鳴った・・・携帯の表示画面には長女「美紀」の名が・・・。

普段は店長大神の携帯には電話しないのでワクワクして電話をとると、彼女は消え入りそうな声で「車ぶつけた~」 エー!? 

「あのね左折しようとしたら、左のドアのところにブロックがガガガッって食い込んで下がっても動かん・・・どうしょうかあ?前に出すかいな?」 

バカか!前に進んで食い込んどうとに前に行くやつがあるか!バックバック!・・・とそうこうするうちに何とか下がって脱出することは出来ました。

一人相撲でケガも無くて安心しましたが、車のへこみを気にする彼女に「どうせまた擦るっちゃけん、しばらくはそのままそれに乗っとけ!」って言ってやりました。

次の日になって大神ママがちょうど美紀に冬物の衣服など持っていく物があるというので店を閉めた後、二人で佐賀の彼女のマンションに行きました。

美紀は文化祭前で不在はわかっていたので直接駐車場に行きました。
暗闇の中、車のヘッドライトで照らして恐る恐る近づくと左後のドアが端から端まで幅10cmくらい大きく凹んでいました。

凹んでいるだけならよかったのですが、車のサイドに一直線に走っているステンレスが「く」の字に曲がって車体から浮いている。こりゃ危ないと思ったので、そのままこの車に乗って帰ることにしました。

次の朝、店長大神の先輩である新生モータースの重富さんに最低限の価格で出来る取りあえずの修理を頼みました。

大きく凹んだ鉄板の叩き出しとペンキ塗り、歪んだままのステンレスの取り付けと先輩はこちらの意を汲んで実費だけでやって頂きました!感謝!!

その後、店長大神の携帯に美紀から電話が入ることはありません。電話が無いのは無事の証拠!?  

101 真夏のこわ~いお話!?

2018.11.21

毎年、夏に暑くて寝苦しくなってくると庭に水打ちして、店長大神と大神ママはサッシを網戸にして居間で寝ている。

この日も寝苦しい夜だった。夜中、庭先で突然ハチを繋いだ鎖のジャラジャラという音がした。
次の瞬間、大神ママが急に起き上がって「今、金縛りに合って声も出せんかったと。ハチが小屋から出てくる音がしたら、何か動物が私の横を通って逃げていったと・・・。ネズミにしては大きかったけど何かわからん。腕にフワッフワッと尻尾の毛のようなものが何回も触れて・・・」 
しかし店長大神は横に寝ていたが、そんなものを感じるはずもなかった。

次の日になって大神ママは昔から知っている霊感の強いおじさんに金縛りに合ったことを相談に行きました。
大神ママの体に触れると「あ~こりゃあ疲れからじゃなか、動物の霊が憑いとう!
これは犬かなあ~」ハチの世話もしないし、犬とは縁の無い生活をしている大神ママは 「?????」 

しかし、よくよく考えてみると2,3日前に親戚の叔父が可愛がっていた犬が死んだので、買い貯めしていた犬のエサを持ってきてくれたのである。

そのおじさんによると、たぶんその犬はそのエサをたまたま自宅の中で片付けた大神ママが自分にエサをくれると思ってまとわりついたのだろう・・ということであった。
そして大神ママに自分の体とそのエサにお寺で貰った塩をふって清めることを教えてくれたのである。

それ以来、私たちの前にその犬が現れることはありませんでした。たぶん成仏出来たのでしょう。      めでたし、めでたし!!  

100 運転の練習

2018.11.21

さてお祖父ちゃんが乗っていた車を美紀が佐賀に持って帰ることに決めたのはいいが、思っていた通り、それからが大変。

まず若者が乗れる保険に切り替え、佐賀での駐車場探し・・・それに、それにその車での運転の練習。

美紀の運転の実力も分からないうちに車を佐賀に持っていく事は出来ないので、大神ママの提案で初盆参りの運転手をさせて、練習をさせるという事になった。

まずは車が少ない所からと言うことで、前原を出発して二丈町の初盆参りから始めたが、6月の自動車学校以来にしては、まずまずだった。
長糸、高祖を廻って西区まで行ったが、それから二人とも調子こいて天神まで行ってしまった。

これといってドキッとすることは無かったが、一番怖かったのは自宅周辺の狭い路地でスピードを落とさなかったこと・・・(汗)

大きい道では「もっとスピードを上げろ!」狭い路地では「もっとスピードを落とせ!」それと「うまくなってきた時が危ないっちぇ!」・・・これの繰り返しでした(笑) 

初盆参りと言えば、昔はビールの接待を断るのに苦労していたのですが、この頃は飲酒運転が厳しくなって以来どこでもお茶ばっかり。

今年はせっかく運転手付だったので、このまま帰るのはもったいないので、初盆の親戚の家ではビールを催促して飲ませて貰いました(笑)

98 自動車免許

2018.11.21

長女美紀が昨年末に「自動車免許をとる宣言」をして、親子でだいぶ意見を交わしました。

親の言い分・・・①大学からマンションまで50m位しか離れとらんとに何で車が要るとや?

②美紀は自動車の費用はガソリン代だけと思っとうやろ!同居じゃないんだから美紀一人の為に車は買ってやらんぜ。

それに対して美紀の言い分・・・

①クラブでの移動は車なの。1年のときは先輩の車におじゃまで良かったけど、これからは後輩を乗せなきゃいけないの。3年からいよいよ看護実習が始まるので病院とかに研修に行くことが出てくるし・・・。

②車検、保険、駐車場代・・・考えてなかったけど、新車は要らない。車庫に眠っているお祖父ちゃんの車を持っていく。

・・・・ということで結局、押し切られて、心配の種がまた増えました(笑)