23 素敵な夫婦 | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

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23 素敵な夫婦

2018.11.08
先日スーツを注文頂いた篠原の○○さんのスーツの袖丈が寸法より2センチも長く出来上がってしまいお直しになった。

○○さんは帰りが遅くなかなか来店出来ないのと袖丈を短くする単純な直しで試着の必要もなかったので出来上がりは自宅に直接納品することにした。

4,5日後、ご自宅にお直ししたスーツを持っていくとやさしそうな女性が出てこられました。

直しになったことのお詫びを申し上げましたが「いつも主人がビガッドのスーツは着易いと喜んでいます」とお直しを持って行ったのに御礼を言われ、ただただ恐縮してしまった。

おまけにこのニュースレターを家族全員で楽しく読んでいるとも言って頂き有頂天になって○○さん宅を後にしました。

店に帰って大神ママに「○○さんの奥様はとってもやさしそうな方やったよ!お母さんもあのくらい温かくやさしかったら良かったのに」と言うと、すかさず「ご主人の○○さんもやさしそうでステキだからよ!」
「・・・・」  

実は昨年の秋くらいから人間の出来ていない店長大神は、これまた人間の出来ていない松尾という友人の勧めで倫理法人会という団体に入会して人生の勉強!?をしています。

そこでの教えの中に「夫婦は一対の反射鏡」という言葉がありました。


(一部抜粋)

これまでは、妻は夫を改めさせようとし、夫は妻をやかましく言った。それが大間違いであった。夫婦は互いに向かい合った反射鏡である。

夫婦が互いに相手を直したいと思うのは逆さである。ただ自分を磨けばよい。己を正せばよい。その時、相手は必ず自然に改まる。夫婦は、いつも向かい合った一組の鏡である。



この箇所を大神ママの一言が思い出させてしまった。うー大神ママだけをやさしくしようとしても無理なんだ。自分が変わらねば・・・と2時間位しか続かぬ誓いをする店長大神でした。