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451 還暦旅行 第2弾

2020.03.02
10年ほど前から、フルムーン旅行で欧州に行こうと積立てをしていたが、そのままになっていた。大神ママの3回忌も終わり、還暦の年を迎えたので思い切って一人でツアーに申し込んで欧州旅行に行くことにした。

元看護師である長女美紀の「お父さんの慢性腎炎がひどくなると海外旅行に行けなくなるよ~♪」の言葉に背中を押されて・・ウソです。無理矢理同意を求めました(笑) 2月の欧州は寒くシーズン外なので価格もリーズナブル。まだ行った事のないドイツやチェコの中欧に決めた。

2月2日、福岡空港から名古屋の中部国際空港へ、そしてドイツルフトハンザ航空に乗換えて、午前11時にフランクフルトへ飛び立った。エコノミー席であるが、隣は有難いことに空席で楽チンである。飛行機の中ではビデオ映画を3本「ミッションインポッシブル」などのアクションものを観て過ごした。機内食はハンバーグやフランスパンのサンドイッチなどなかなか美味い。飲物はドイツビール! 

予定通り12時間後にフランクフルトに到着。現地時間15時、時計は4時間しか進んでいない。これが時差だー!旅行中も欠かさず朝の散歩をした。朝の6時くらいは日本と同じように暗い。でも朝早くは通勤に急ぐ人もいて、身の危険を感じることはない。観光で歩く時と違う街の舞台裏を見る気分である。

さて今回のツアーは17名。卒業旅行の3人の娘さんを除くと、殆ど店長大神より年配のオジサン、オバサンツアーである(笑) 英、仏、伊などの西欧でなく中欧なので、ある程度旅慣れた人が多いだろうと思っていたら、全くその通りだった。家族メールで美紀から「若いお姉さんいなかったの?それは残念~」と、からかわれる始末!(笑)



今回のツアーはドイツ→チェコ→オーストリア→ハンガリーと移動していった。欧州の歴史は戦争の歴史。繁栄と没落の繰り返しである。
チェコのプラハは中世に欧州の中心だったとのこと。プラハから車で3時間、世界遺産チェスキー・クルムロフ地区はその栄華を極めたところから没落し、そのまま世の中から取り残されていた。それが幸いして街が中世の佇まいを今でも残し、街そのものが世界遺産として登録された。
今では観光客で賑わう名所となっている。

ツアーには添乗員さんが付いているが、各都市で現地ガイドさんがそれぞれ付いて詳しく興味深い話をしてくれる。そして最後お土産屋さんに案内をされる。ここで買えとも言われることはない。しかしスリが多いと連呼される。スリが多いのは本当だろうけど、後で気付いたが案内された店以外に行く気が失せていた(笑) 

チェスキー・クルムロフ村ではボヘミアガラスのネックレスを大神母と娘達に、そして焼酎グラスに使えそうなボヘミアグラスをムコ殿に・・。帰ってから、理絵からセンスがいいと褒められた。やれば出来るじゃないかと・・コラ!

ホント言うと店長大神にネックレスなんて分かるはずがない。ツアーの中に店長大神より5,6才くらい年上の旅慣れた素敵な夫婦がいらっしゃった。ネックレスコーナーで二人が自分の二人の娘さんと奥さん自身のを仲良く話し合いながら選んで買われた。店長大神はその話を参考にして選んだのだ。

ところがである。その後、別のお土産屋さんで二人がチョコレートで揉めている。ご主人はチョコなんて1箱買って、みんなに1個ずつ配ればいいと、奥様は各家庭1箱ずつよ~と譲らない。最後は奥様が「私がお金払うからいいの」・・と押し切ってしまわれました。ダンディーなご主人が苦虫潰したような顔をしている。

あ~どこの夫婦も同じだなあと可笑しく、そしてなぜか安心!?してしまった(笑) 店長大神の4人の孫には毛糸の帽子。台湾と同じ失敗はしないのだ~♪(笑) 

9日、名古屋の空港に着くと、思わず和食の店に駆け込み、うどんと稲荷寿司を食べた。やっぱ、うま~日本最高!