205 モーニング | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

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205 モーニング

2018.11.22

娘の結婚が決まって、店長大神が最初にしたことは自分のモーニングをオーダーしたこと(笑) 
お客様からよく新郎新婦の父親は何を着たらよいか聞かれます。
正式礼装はモーニングです! 昔はダブルの礼服が多かったけど、近頃はレンタルもかなり揃ったのかモーニングが増えました。でも大事なことは両方の両親の服装は揃える事、これが一番!

モーニングは昼間の最高の格式のフォーマルです。一般人が着る機会といったら、結婚式の‘新郎新婦の親‘として着るくらいだと思います。
他を考えてみると、今は少なくなった仲人や世の中の役に立って叙勲を受けに皇居に行く人(笑) それと葬儀の喪主の正式礼装もモーニングです。
まだ一般の葬儀では普通の礼服が殆どですが、社葬とか大きな葬儀ではモーニングを着た喪主を見かけます。

モーニングはあの後ろが長い上着(燕尾服とは別物)、ベスト、縞縞のコールズボンです。基本の基本ですが、白のワイシャツに白か白黒縞縞の礼装ネクタイ。手に持っておくだけですが、白手袋も必須。それとポケットチーフです。

店長大神の場合、洋服屋ですから、もう少しこだわってみました。シャツは立ち襟のウイングカラーでネクタイはシルバーグレー。一番こだわったのはライトグレーのベストです。慶事の時、黒のベストに白襟をつけるのは日本独自のルールで欧米ではグレーのベストを着用します。靴は黒のストレートチップ(内羽根式のヒモ靴)がドンピシャです。

モーニングのレンタルは、品物にもよりますが3~5万円でした。
ビガッドでオーダーしたら10万円くらいでオーダーできますので、3人の子どもがいると必ず元をとりますし、2人以下でもサイズが既製品で厳しい人や将来叙勲を受けるつもりの方(笑)は自分のサイズでカッコよく極めることが出来るのでお勧めです・・・商売根性丸出し(笑)