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181 大神母

2018.11.22
店長大神のお袋である。
3年前に1度登場して以来である。母のことを書くと、彼女からどやされそうで控えていたが、母を知っているニュースレター読者から「どうして犬の事を書いて、お母さんのが無いと?」と言われて書いてしまった・・・(笑)

・・と言っても、彼女の生活はここんとこ前原が生んだ演歌歌手「山内惠介」中心に廻っている。
自称、山内惠介ファンクラブ前原支部長なのである(笑) 
ところで「山内惠介」をご存知だろうか? 実家は今でも前原。筑前高校出身の26歳である。近頃はテレビにも出るし、日曜の朝はラジオ番組も持っているので、母は正座をして聴いている(笑)

 NHK歌謡コンサートでは北川大介と竹島宏との「イケメン3」(イケメン演歌歌手トリオ)の一人として出演している。シングル9枚、アルバム7を出し現在、新曲「風蓮湖」を出して活躍中である。

昔、母の外出は天神岩田屋に行くのがやっとだった(笑) それが今では、鹿児島でも長崎でも九州内はちょっと行ってくる感覚で、東京、大阪、北海道や四国・・とどこでも、仲間といっしょに山内惠介を追っかけていく・・・いわゆる あの「追っかけ」である(笑) 

初めは「追っかけ」の気持ちがわからなかった。なんで同じ歌を聴くのにあちこち付いて行くんだろうって・・・。
しかし彼女があちこちに遠征する度に、北海道からホタテ、生キャラメル・・・、宮崎からマンゴー、キンカン・・・、長崎からカステラ・・・日本各地から特産物が届く。
もちろん手紙も電話もたくさん・・・「追っかけ」をすると、母の場合、全国に友達の輪が拡がっていくのだ。

自宅には絶えずファンの友達が行き来し(友達をファンにしたのかもしれないが・・) 週一で前原駅前の「ピース」というカラオケ屋さんで集会。
もちろん歌う歌は山内恵介の歌ばかり・・・もう病気である(笑) 

しかしみんな孫のような彼を「惠ちゃん、惠ちゃん!」と応援して、とっても楽しそうである。