101 真夏のこわ~いお話!? | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

ある日のビガッド

HOME>ある日のビガッド >101 真夏のこわ~いお話!?

101 真夏のこわ~いお話!?

2018.11.21
毎年、夏に暑くて寝苦しくなってくると庭に水打ちして、店長大神と大神ママはサッシを網戸にして居間で寝ている。

この日も寝苦しい夜だった。夜中、庭先で突然ハチを繋いだ鎖のジャラジャラという音がした。
次の瞬間、大神ママが急に起き上がって「今、金縛りに合って声も出せんかったと。ハチが小屋から出てくる音がしたら、何か動物が私の横を通って逃げていったと・・・。ネズミにしては大きかったけど何かわからん。腕にフワッフワッと尻尾の毛のようなものが何回も触れて・・・」 
しかし店長大神は横に寝ていたが、そんなものを感じるはずもなかった。

次の日になって大神ママは昔から知っている霊感の強いおじさんに金縛りに合ったことを相談に行きました。
大神ママの体に触れると「あ~こりゃあ疲れからじゃなか、動物の霊が憑いとう!
これは犬かなあ~」ハチの世話もしないし、犬とは縁の無い生活をしている大神ママは 「?????」 

しかし、よくよく考えてみると2,3日前に親戚の叔父が可愛がっていた犬が死んだので、買い貯めしていた犬のエサを持ってきてくれたのである。

そのおじさんによると、たぶんその犬はそのエサをたまたま自宅の中で片付けた大神ママが自分にエサをくれると思ってまとわりついたのだろう・・ということであった。
そして大神ママに自分の体とそのエサにお寺で貰った塩をふって清めることを教えてくれたのである。

それ以来、私たちの前にその犬が現れることはありませんでした。たぶん成仏出来たのでしょう。      めでたし、めでたし!!