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83 店長大神の大阪出張

2018.11.21
毎年、今の時期になると東京か大阪に出張に行っている。

昨年は縫製工場とのニューモデルの打ち合わせだったが、今年は生地のメーカーを廻った。大阪へは情報の収集というより仕入れ交渉の為である。

福岡はファッション的には大阪より東京に近い。関西ファッションは独特でんがな~!

関西と言えば、あの人間の出来ていない松尾が仕事の日程を合わせて大阪に出てきた。まさに神出鬼没!! 根っからの関西人である「人間の出来てない松尾」が大阪の夜を案内してくれた。

「そんなら行きまひょか!」・・でまず連れて行かれた所はなんと地下街にあった「立ち食い串カツ屋」 暖簾を潜ると1本百円で肉から牡蠣、エビ、オクラまでいろんなのを揚げている。

おばちゃんにあれこれ注文すると熱々の串カツが揚がってくるのである。
そして目の前の大きなステンレスの容器に入っているタレにドボンとつけて食べるのであるが、見ず知らずの人と共同で使うので「エ~うそ~?」と思っていたら人間の出来てない松尾はすかさず

「あのなあ~2度浸けは、なしやで~♪それがルールや!それとなあ立ち方やけど斜に構えて片方の肩を出すんや。そしたら狭くても大丈夫やろ。これもルールや!」 

なるほど!!生ビールを飲みながら、あれこれ摘んでいたが・・・ふと見るとおデコの高さあたりに15cm真四角くらいのタオルを折り畳んだのが、ぶら下がっている。

「なんやこれ?」と聞くと「これはやなあ・・」と言いながら手に持っていた串を皿に置くと、おもむろに指先をそのタオルで摘むようにして拭いて「こうして指についたタレを拭くんや!」・・・関西人恐るべし!

次に行ったのは普通の居酒屋だったが、ここに糸島青年会議所の後輩で6年ほど前、大阪に転勤した作本っていうのが合流した。

ここで3人で刺身や一品料理で焼酎飲んで、次はラウンジみたいなとこに行ってチーズやハムでワイン、スコッチ・・そして最後はお好み焼き屋さん・・・しかし気絶寸前で途中からよく覚えていない。

ただそこの若い大将は人間の出来ていない松尾が昔イスラエルで一緒に働いた男とか・・・そして今日は15年ぶりに会ったとか言って抱きついて泣いていたような・・・・一番酒を飲んだ作本に送ってもらったような・・・

こうして店長大神の大阪の夜は、記憶は途切れ途切れのうちに楽しく幕を閉じました!

大阪万歳!!人間の出来ていない松尾万歳!! 日本生命の酒豪作本万歳!!