460 ジャケット&パンツ | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

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460 ジャケット&パンツ

2020.08.08
地球温暖化によってクールビズが始まって以来、ビジネスシーンにおいてもジャケットの着用が増えたのであるが、近頃は秋冬でも同じような傾向にある。

店長大神自身は夏冬とも2着ずつ作っているが、ここ何年か“ジャケット&パンツ”を作って重宝している。日本だけに留まらず、世界的にビジネスファッションのカジュアル化が進んでいるが、今回コロナ禍でこれが更に進むだろう。
(チェック柄) チェック柄のスーツは流行り出して久しい感があるが、今でも安定して注文を頂く。チェックはカジュアル感が強く、楽しく着回しが出来る。店長大神はチェック柄のスーツをご注文のお客様にその上着を他の無地パンツのジャケットとしても使用してはどうかと提案をしている。

(近頃のビガッドおススメモデル) 店長大神はもっぱらクラシックイタリアンをアレンジしたビガッドモデル“CELメッツォ”をおススメしている。店内で特に説明することもなく、お客様に今はこれが一番・・とおススメしているので、今回改めてご説明します(笑) 

このモデルは、上着の場合 衿のゴージ(上衿と下衿の縫い目線)が高い位置にあり、ウエストも高い位置で絞り、英国の雰囲気を出しながら、イタリア風である釦位置は若干低め、肩先はパットを極限まで薄く、そして全体を柔らかく仕上げている。英国とイタリアとのテイストの融合が特徴である。
モデルを基本にあとはお客様のお好みや生活スタイルに合わせてユトリなどを調整させて頂いている。

(タイトスーツ) つい最近までタイト好みの若者の求めに応じて、どこまでタイトに出来るか・・などとやってきた(笑)  

ところが今は 「最近タイトするのは限界に達し、それが反転してルーズな方向に進んでいます! 

もちろんまだドカ~ンと緩くではありませんが・・」 という説明をして、上下ともこれ以上タイトにするのを止めて、同じか若干緩め、上着丈も同じか少し長く。パンツはヒザ、裾幅はタイトのままで、タックを入れるかノータックで若干緩く・・・こういうのをおススメしている。