426 ビガッドの餅つき | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

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426 ビガッドの餅つき

2019.03.07
昔から大神家では正月前に機械で餅をついていた。ある年、たくさんの友人家族が集まって餅つきをやっている先輩のところに招待して頂いた。餅をつく人、餅を丸める人、大根餅を頬張る人、子どももキャーキャー走り廻って、みんな笑顔で思い思いに楽しんでいた。いつか店長大神も自分の家でやってみたいと思った。

昨年11月、ナフコに行って、石臼や杵、セイロ、釜、カマドを特価で売っているのを見つけた。“まぁなんとかなるさぁのお調子者”店長大神も、さすがに長女美紀に「餅つきやりたいけど、どう?」とお伺いを立てた。こんな時一番の協力者である彼女の「やるやる!」の一言で思い切って、餅つき道具一式を買った! 買った後、家族ラインに餅つき道具の写真を流したら、美紀は「エー?本当に買ったと~?」・・・コラッ!(笑) 



そして12月30日、餅つき大会を開催。前日の夜、8升のもち米を4つに分けて水に浸けた。実をいうと、やり方は先の先輩とグーグル先生に教えを頂いた!(笑) そこでビックリしたのは杵も前日から水に浸けること。石臼は始める20分くらい前から熱湯を注いで暖めること。薪で火を焚く余裕がないので、ガスボンベとコンロをガス会社の先輩からお借りした。

いつも時間に遅れる美紀家族が当日朝、何と時間通り9時にやってきた(笑) 店長大神は石臼、カマド、餅もみの為のブルーシートを設置し、もち米を蒸しながら、今か今かと待っていた。すでに蒸しあがっていたので、早速ムコ殿とつき始めた。

一臼めは半分を”大根餅“にした。みなさんご存知ですか? 醤油を垂らした大根おろしをどんぶり茶碗にたっぷり入れて、一口大にちぎった餅を食べる。二臼めは、鏡餅。ちゃんと作る余裕がなかったのでサランラップを敷いた容器に垂らし込んで終わり(笑) 三臼めは小餅。四臼めは、黄粉をまぶした”ヨモギ餅“。店長大神は井原の後藤屋の御縁餅が大好きである。店主の後藤さんに特別に頼んでヨモギを分けてもらった。このヨモギを餅につき込んで、ツブ餡を入れて丸めた。ほのかなヨモギの香がしてとっても美味しかった!  

当日のメンバーは店長大神、大神母とムコ殿、美紀と3人の孫。残念ながら、理絵と綾夫婦は間に合わず30日夜に駆けつけて、食べ係でした。餅つきは大神家の年末行事になりそうだ!