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393 二つの重心を持つこと

2018.11.22
「失敗して、自分は一番しょうもない人間やと思うのと同じレベルで自分ほど強くて、真っすぐで、負けないやつはおらんという二つの重心を持つこと 片側だけやと転んでしまう」 店長大神が読んでいる“致知”という雑誌の中での対談者の言葉です。

失敗した時、二つの正反対と思われる心構えを持つということ。何か深いなあと店長大神は思いました。それが何?・・とおっしゃる方もいると思うけど(笑)


話は変わって、ビガッドには結婚を前にして結納返しとかでスーツの注文に来てくれるカップルがいらっしゃいます。店長大神ももう何年かすると還暦。いわゆる じ・じ・い(笑) ・・でいつの間にか若い二人の迷惑顧みず、“お節介じじい“を発揮して能書きを垂れてしまうのである。 

「結婚式はスタートであり、ゴールじゃない!だから結婚式の準備で揉めて別れるなんてアホたい」など得意げに語り始めるのである。

結婚式には新郎が今まで生きてきた中でお世話になったベスト50人と新婦のベスト50人を呼ぶのだから、この二人の応援団に「こんな風に幸せになるという幸せ宣言をし、これからも困った時は助けてね」ってお願いせなあいかんと!・・とまくし立てるのである。

言うだけ言って、でもね。新婚旅行から帰ってきて新婚生活を始めると、「結婚式の時におめでとうって言ってくれた人は誰も回りにおらんけん、新婚生活は誰も助けてくれんと。二人の力だけで乗り越えて行かなあいかんと・・」 

この二つの事は店長大神がどこぞで仕入れた話、経験した話やけど、いつも自分で話していて、あら~正反対のこと言っていると思っていた(笑)

結婚して、みんなに支えられている事に感謝するのと同じレベルで、自助努力なしには二人の幸せは掴めないという、この二つの重心を持つこと。片方だけだと転んでしまう。

あ~そういうこっちゃ! 自己満足の世界に浸っています。ごめんなさい。