215 体験学習 | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

ある日のビガッド

HOME>ある日のビガッド >215 体験学習

215 体験学習

2018.11.22
今年の正月号で「レーブ・ド・ベベ」という素敵なケーキ屋さんがあることを紹介したが、三女綾がここで夏休みの体験学習をしたいと言い出した。
一度ケーキを食べに行ったことがあって、「まるでジブリの中にあるケーキ屋さんみたい」・・と、このお店のケーキと雰囲気に感動したみたいだった。

オーナーはビガッド通信の読者なので、店長大神は体験学習をさせてくれる様にお願いをしていたが、夏休みが近くなったある日曜日に改めて綾を連れて挨拶に行くことにした。

もし通うことになれば電車なので、実際に行くであろう時間帯に筑肥線と大牟田線を乗り継いで行った。朝7時に家を出て向こうのお店に着いたのが8時40分だったので1時間40分掛かった。

もっともこの時間、綾と久しぶりにいろんな話をすることが出来、店長大神にとって有意義な時間になりました!(笑)

実はアポなしの突然の訪問だったけど、オーナーは笑顔で出迎えてくれて、綾にお菓子の世界の話だけでなく、感謝の心とか・・人として大切な事をたくさん話して頂きました。
綾はその話を熱心に聴き入っていました。少し遠いけど、研修をここにお願いして良かったなあと店長大神は思いました。

しかしこの面談で冒頭、オーナーは綾に「どうしてお菓子職人の道を選んだの?」と質問をされました。
すると綾は「もともとお菓子作りが好きで、作ったものを家族に食べてもらってみんなの喜ぶ顔がうれしかった。
お菓子職人になって多くの人に喜んでもらえるとうれしいと思いました!」・・・みたいなことを、間髪入れずに満面の笑顔で堂々としゃべりました。

「エー?????」店長大神は話の内容よりその態度にぶったまげました!
日頃店長大神にはブスーッとしてろくに喋らない、生返事ばっかりのあの綾がこんな一面も持っているのかと・・・(笑) 

帰り道、オーナーとの面談でウキウキ顔の綾に「オーナーはすごい方だったし、やさしかったね~。でもたぶん仕事になるとめっちゃ厳しいと思うぜ~!」って人生の先輩として助言をしてあげました。

すると綾は「わかっとーよ。私は話している間中怖かった!」って言いました。「・・・・」2度ビックリでした。