150 ボランティア体験ツアー②
出発の日、大きな旅行カバンだったので理絵を前原駅まで送っていった。
仰々しく行った割には、1週間あっという間に経った。考えてみると、家にいてもすれ違いで1週間のうち朝夜ちょろっと
会ったり会わなかったりだから、旅行の間は居ない事を忘れていた(笑)
帰国の日、店長大神の携帯に理絵から「○時○分に前原駅に着くよ」とだけ書いたメールが送信されてきた。
このヤロウと思ったが、店長大神は前原駅に迎えに行った。お土産の事もあるし・・・(笑)
理絵は少し疲れた顔をしていたが、元気に笑顔で帰ってきた。車の中で何が一番印象に残った?と聞くと、地雷で親を亡くした子の孤児院の訪問もあって「子どもがかわいかったー。
日本より生活環境とか完璧に悪いのにあっちの子どもは人懐っこくて、日本の子にない澄んだ目をしているの~♪」
観光は最終日アンコールワットに行ったそうである。
店長大神が仕事が終わって家に帰ると、みんな集まってお土産タイム~!!! お箸、お碗、ショール、パジャマ・・・家族それぞれにお土産を渡していました。店長大神には現地の缶ビールを3本!
昔、フィリピンで飲んだビールが思わずめっちゃ旨かったけん、これも旨かろうと言うと「そりゃ~おいしいよ。でもお父さんのお土産はビール3本で1ドル50セントやけん180円くらい。一番安く済んだとーすごかろ!」
大事なのは金額じゃないことはわかるんですが、お父さんは貴方の為に送り迎えをしたんですけど・・・(涙)