夏のスーツの手入れ
夏のスーツは強い日差し、汗で痛みがちですね。
特にパンツは2、3年もしてくるとクリーニングに出しても、匂いがとれなかったり、太ももあたりがゴワゴワになってきます。
それは汗などの老廃物が生地の間に入り込んでいる為です。
ドライクリーニングでは、油はとっても老廃物はとれません。
それを解決する方法は、水洗いすることです。
少々値段が張りますが、クリーニング店で「ウォータークリーニング」と言えばやってくれます。
また気を付けてやれば、自宅でもパンツだけは、水洗い出来ます。
店長大神も夏物だけで16着くらい持っていますが、私は自宅洗い派ですね。
方法は、簡単、たらいに水、出来ればぬるま湯を入れ、次に液体洗剤をほんの少しだけ入れます。
その中に2、3時間つけ置きします。
そして軽く押すように主に太ももあたりを叩きます。
間違っても強く洗ったり洗濯機はやめて下さい。
すすぎも1回くらいだけです。
すすぎを何回もしなくて良いように洗剤は少しだけにして下さい。
『パンツの水洗いの極意は、徹底的にきれいにしたいという欲望を押さえることにあり』(笑)
すすぎの後、きれいに線を揃えて陰干しをして、完全に乾く前にクリーニングに持って行って、ドライクリーニングもしくはアイロンかけをやってもらう。
完全に乾いてしまったらシワがとれにくくなります。
クリーニング屋さんは、いやがりますので水洗いした事は内緒にしておく事。
そして「濡れたので持って来た」とか何とか言う(笑)……成功を祈ります。
注、この水洗いは、着用頻度によりますが、2,3年に1度位で十分だと思います。