生地のお話① | 福岡のオーダースーツと靴の専門店/Biggod-ビガッド-

店長大神のちょっと言わせちゃってん

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生地のお話①

ビガッドに来店され、よく「生地を並べれば、確かに価格が高い生地の方が安い生地より良く見えるが、いったい何が違うんですか?」というようなことを尋ねられるお客様がいらっしゃいました。
同じウール100%と言っても素材のウールの違いで大きく違ってきます。
店でもう何回も聞かれた方もいらっしゃると思いますが、人間の髪に例えると小学生のツヤツヤの髪と年配の大人のゴワゴワの髪では全く違った生地が出来るのは容易に想像できると思います。
高級生地に使うウールは主に良種の子羊の毛です。
ですからしっとりして、なめらかです。
しかし毛が細いので皺になることがありますが、皺になっても復元力があるので、ハンガーに何日か掛けておくと殆ど皺は消えます。
織り方でも違ってきます。
時々安物生地にあるのですが、スカスカに織っているので、すぐにくた~となって皺になりやすくて、その皺はいつまでもとれない・・・こんなのはビガッドでは取り扱っていませんのでご安心下さい(笑)