スーツ豆知識①
当たり前過ぎて、知っている人はアホらしいと思うかもしれませんが、スラックスの裾の後ろ内側に付いているのを「靴擦れ」といいます。
普通、生地の耳の部分(生地のメーカー名や原産国名が織られている)を使っています。
その役割は自動車で例えれば、バンパーですね。
スラックスの本体が擦れて破れるのを防ぐ為に、外から見ると裾から1mmくらい出ています。
以前お客様から「裾に付いている生地がずれて下から出とうよ」ってクレームがきてビックリしました。
スラックス本体が擦れる前にそこが擦れるように僅かに裾から出ているのですね。
説明をして直ぐに納得して頂きましたが・・・。足が長く見えるようにと(笑)
スラックス丈を長くしていた頃は本当に重宝しておりました~!